特にとりたてて面白い話題ではないのだけど、個人的に死ぬ前に一度行ってみたいと15年ほど焦がれていた、メイド喫茶にいきました、という話題です。
まぁ、今までメイド喫茶に行かなかったのは、機会が無かったから。だからと言ってそのために時間を割いて出かけるほどでもないし、よく分からないし。
フランス人と結婚してフランスに住んでいる知人の息子が、今年から単身日本の全寮制高校に通う事になった。
その全寮制高校は厳しいらしく、ゲームやスマフォは禁止。自宅への帰宅も月一とか。
そうした牢獄のような生活の前に、日本橋(大阪の電気街、東京のアキバと似てなくはないが、規模は小さい)に連れて行ってくれ、と声がかかった。
なぜ僕にその手の声がかかるのかは謎だけど(ヲタクのフランス人をガイドするのは2回目だ)、まぁ、ヲタク文化に耐性があるムードをただよせているのだろう。
どうらやらコスプレが好きらしく、ずっとネコ耳をつけている。
フィギュアを3体購入、2万円くらい使っていた。そのパンツ見えてるヒロインの人形、どこに飾るんだよっ。(もちろん寮に持ち込めないだろ)
ほとほと歩いて、さあ、メイド喫茶行こうぜってわけです。その子もノリノリだ。
特にリサーチしたわけでもなく、ココかな?という感じで店の前まで行ってみた。
うむ、なんだこのムードは?
表現し難いが、なにかダメな空気が漂う。
「ヤメテオコウヨ」と、仏男子弱音を吐く。
まぁ、せっかくだからイッテミヨーって入ってみたよ。
特に頑張ってる内装ではないが、手作り感のあるKAWAIIだね。
ちょっと細かいとこ忘れたけど、一時間毎に料金が発生。でも、高いというわけでもなく、飲み物とあわて1500円くらいか?(そのジュースが1500だと考えるとベラボーではある)
店内では撮影してはいけません。
そのかわり、チェキで写真をとってもらえます。
600円です。
料理ごとに、メイドさんのサービスが違います。
「そっれでは、注入しますね〜っ、モエモエキュンキュンビームっ♡」
心の準備ができてなかった僕は
「はぁ、どうもありがとうございます…」
仏男子、大ウケ。
終始目を剥いていた仏男子は「信じられない」を連発。
まぁ、日本のオモテナシ文化は凄いだろうが、メイド喫茶というフォーマットは、その中でも特異点だろう。
かわいいメイド服で微笑みながら接客、ちょっとした会話もできるし、ビームも撃つ。
お客は、お人形を愛でるかのように、ただモエモエする。まぁ、日本でしか成立しないだろう。
ところが、仏男子
なんですと?
ワケを聞くと…
僕は誰とでも対等に付き合いたいんだ。こうゆう侍従関係は僕は嫌いだな。
あのだな、これはヲタクが夢に描く世界を再現して提供するというサービスだよ。アミューズメントだよ。
あんた、微笑みにヤラれて現実と混同してるだろ?
でも、よく考えると、フランスは本来のリアルなメイドがいる国だね。メイド喫茶のメイドは、こじれにこじれ過ぎた妄想が生んだファンタジーなわけ。本物のメイドについては仏君の知識が正しい。
たとえば、日本で「女中カフェ」は成立するだろうが。なんかビミョー。いや、いいかも。