有田、三川内とくれば、波佐見も紹介したいところですが
残念なことにここ数年は足を運んでおらず、最後に訪れたのは2007年、11年前。
その頃なので写真もまだ殆ど撮ってませんし、10年も経てばだいぶ変化したところもあるんじゃないかと思いますが、ご参考までに
波佐見陶器まつりの会場はやきもの公園が会場。広々とした公園にテントが張られ、100軒以上のブースが立ち並びます
有田や波佐見と比べると風情は劣りますが、効率よく見て回ることができるのは便利。商社系のブースも多いので、有田、波佐見以外の他地域の焼き物もけっこうあります。また波佐見、有田ともちょっと大手の窯元ともなれば、両方の陶器市に出店しているケースも多いです
10年前の波佐見焼の一番人気は、言わずとしれた白山陶器。と言っても白山陶器自体はこの陶器市会場には出店しておらず、波佐見の数箇所でこれとは別に会場を設けています。その内第2会場はやきもの公園から歩いて5分位なので寄ってみました。
やきもの公園も賑わっているとはいえ、白山の賑わいぶりはそれを超えてました。B級品でもそこまで安くはないのですが、それでも飛ぶように売れるのがさすが白山
最も現在は勢力図も変わっているような。白山を追う新興勢力の一番手は「マルヒロ」。名前でピンとこなくてもスタッキングできるマグカップ「HAMSAMI」は見たことある人多いはず。
僕が訪れた頃はまだなく、いや、あったけど大げさでなく潰れる瀬戸際の瀕死の状態だったらしいこのマルヒロ。現在は白山と同じく公園には出店しておらず、別の会場を設置しているのですが、昨年聞いた話によればなんでも朝5時くらいにはすでに開場待ちの行列ができてたらしい。そして開場したらしたで、こんどはレジが2時間待ちの行列だったとか、
波佐見の内情に詳しい人に聞いた話では、マルヒロのように人気が出ると、やきもの公園の会場から離れて、自分の工房など、別の場所に会場を設ける傾向、それがステータスになるという状況があるとか。確かに京千とか松原工房とか、ちょっと名前の売れたところはそういうケースが多いな。わからんじゃないけど、それ車持ってない自分みたいな人間には辛いぞ^^;
波佐見焼の特色としては、もともと献上品を作成していた有田や三川内に対し、歴史的に大衆品(くらわんか茶碗)をメインにしていたためか、歴史にとらわれず、新しいものに寛容で革新的なところ。そこがマルヒロを筆頭とする人気店の台頭につながっているような。有田が客足に陰りを見せていたのも波佐見に食われた部分はありそうです。