一昨日、昨日と福岡に行ってきました。
天神の商業ビル「イムズ」8階にある三菱地所アルティアム。小規模だけどちょっととんがった展覧会がよく開かれているのでお気に入りの美術館ですが、行きがけのバスの中でチェックしたら、現在は「バスキアとNYアーティストたち Roland Hagenberg 写真展」が開催中。早めのお昼ご飯食べたあとに行ってみました。。
バスキアが前面に出ているのはやはりZOZOの社長が百億で落札したニュースで時の人になっているのが大きいのかな。
僕がバスキアという画家の存在を知ったのは数年前で、ユニクロでなにげに買ったTシャツがバスキアのアートTシャツだった、というのがきっかけ。知り合いに結構バスキアのファン、という人が多くて、そんな有名な人だったのか、と驚いた記憶が。だから個人的にはバスキアといえばZOZOTOWNじゃなくてユニクロなのです(笑)
27歳で夭折した彼の記録写真が今展覧会のメインとなっているのは間違いのなく、展示の半分近くを彼の記録で占めてます
「大地震のあとにホームレスに占拠されたような」と形容される彼のスタジオ写真は平面的な彼の作品を3D化したらこうなるのかな、と思わせる雰囲気。ぽつんと佇むテレビの存在感が妙に気になりました。異世界と俗世間をつなぐ唯一の出入り口のような感じがして。
後半はバスキア以外の同時代のアーティストのポートレイトが。こちらもアンディ・ウォーホルやキース・ヘリングといった大物揃い。個人的に印象深かったのがフランチェスコ・クレメンテ。
自分が美術館に頻繁に通うようになったのは1996年にハウステンボスで開催された「バイエラーコレクション」という印象派から現代美術を網羅した展覧会なのですが、そのときに見た彼の作品が結構印象的だったんですよね。
いま図録で確認したら1991年に制作されたということで、今回の写真展のポートレイトの撮影から数年後の作品だったようです。若い頃美術館で作品を見たアーティストが、同じ時代に生身の人間として生活していたという、まあ当たり前のことなんだけど妙に感慨深いものを感じました。ちなみにクレメンテは66歳の現在も存命です。