100歳の美しい脳―アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち

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写真は八幡ドトールで飲んだカフェラテ。

昨日、私の記事にコメントしてくださったyadamaniart さんが認知症に言及されていたので、それに興味を持ち、今日は認知症に関する話をします。

2021年6月7日にアルツハイマー治療薬アデュカヌマブがアメリカのFDAによって承認されましたが、これには賛否両論あったのです。アデュカヌマブは脳にたまったアルツハイマー病の原因物質アミロイドβを除去する薬と言われていますが、アルツハイマー病になるのはアミロイドβとは限らないと言う人がいます。最近話題のレカネマブも同じ系統の薬です。

1986年から始まった疫学のデヴィッド・スノードン博士の「ナン・スタディ」(ナンは修道女という意味)が有名ですが、アメリカの修道女678名を対象としています。修道女たちは同じものを食べて、同じ生活をして、同じように年老いていきます。研究の対象に適しています。定期的にテストを受けて献脳まですることを彼女たちは受け入れています。

シスター・メアリーの結果が印象的です。彼女は修道院で101歳まで生き、認知行動に問題はなかったのですが、死後解剖で脳にアルツハイマー病変があったことがわかりました。

こういうことがあるから、アミロイドβの蓄積が必ずしもアルツハイマー病発症の原因とは限らないと思いました。

これでわからなくなりました。認知症になるならないは何によって決まるのか。

人間の体の不思議を思いました。

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