アメリカは木曜は感謝祭、そしてその翌日はブラック・フライデーと呼ばれ、いよいよクリスマスのショッピング・シーズンが始まります。小売店は格安商品を用意して、まだ真っ暗な早朝に店を開け商戦のスタートです。
多くの米国消費者は、クレジットカードを使って買った去年のクリスマス・ショッピングの支払いがまだ済んでいない。特に目立つのはミレニアル世代(1980年代半ばから2003年の間に生まれた世代)だ。24%が去年の買い物の支払いがまだ終わっていない。1960年代初頭から1970年代半ばにかけて生まれたX世代は16%、そしてベビー・ブーム世代の場合は8%がまだ支払いを終えていない。(CNBC)
はっきり言って、多数の米国消費者にとってクリスマスのショッピングは頭痛です。プレゼントを楽しみにしている子どもたちに買うのは仕方ないとしても、職場でのプレゼントの交換、それに親しい友人や親戚にも贈りますから、クリスマス・シーズンはかなりの出費となります。
2000人を対象に行われた意見調査によると、今年のクリスマス・ショッピングには平均で660ドル(約74058円)の出費が計画されています。言うまでもなく、まだ去年のショッピングの支払いが済んでいない人たちは更に借金が増えることになりますが、米国にはこんな現状もあります。
・平均的な世帯が抱える借金は$137,063。
・去年の米国世帯の中間所得は$59,039。
・25%の米国人の時給は10ドル未満。
更に悪いことに、2003年以来、医療費は57%増、食品は36%増、それに住宅費は32%増という状態ですから、貯蓄をなかなかすることができません。
世論調査で有名なギャラップ社には、こんな統計が掲載されています。
「どこでクリスマス・ショッピングをする予定ですか?」という質問に対する回答結果です。1998年と2017年を比較すると分かりますが、増えているのはオンライン・ショッピングだけです。デパート、ディスカウント店、専門店、通信販売カタログでの買い物は全て減っています。更にギャラップ社によると、高所得者はオンライン・ショッピングを好む傾向があり、中流階級はデパート、そして低所得者はディスカウント店を選ぶ傾向があるようです。
An alarming number of shoppers are still paying off debt from last Christmas