最近、伊藤博之さんの「創作のミライ」という本を読みました✨
初音ミクの生みの親である伊藤博之さんが、子供の頃からの歩みや創作というものについて語っている本なのですが、読んでいてドキドキしてしまいました!
それは、AIを使った音楽について考えていた自分の感覚と、伊藤さんが考えていたことが思っていた以上に同じだったことです。
AIで音楽を作り始めてもうすぐ2年になります。
最初の頃は「AIを使えば、誰でもプロ級の曲が作れるようになるのかな?」なんて考えたこともありました。
でも実際に2年間やってみると、そんなに簡単なものではありませんでした。
AIに指示を出せば、それなりに綺麗な曲は作れてしまいます。
ですが、自分が本当に作りたい曲を作ろうとすると、どういう音にしたいのか?どんな世界観にしたいのか?少し違和感のあるところをどう直せば良くなるのか。。。結局、作る側の感性や経験ってかなり重要になってくるのだなと実感しています。
なので私は、AIを使えば誰でもがプロ級の曲を作れるとは思っていません。それはこれからも変わらないと思います。
その一方で、AIを使ってプロ顔負けの曲を作る人は、いつか必ず現れるのではなかろうか?と思っています。
伊藤さんもAIによって創作の裾野が広がっていく未来を見ていらっしゃっている。
自分が感じていたことと同じような未来をこの人も見ていたのだなと思い、おこがましい事ですがとても嬉しくなりました。
そもそも初音ミク自体も、プロの専門家だけが集まって音楽を作るという世界からもっと多くの人が創作に参加できる世界へと広がるきっかけになった存在なのですよね。
伊藤さんが大切にしているのは、沢山の人音楽を「創り」、作ったものを発表する場を「創る」こと。
そして誰かの創作が誰かの創作を刺激して、そこからまた新しい作品が生まれていく。
そんな「創作の連鎖」が初音ミクを中心とした文化を広げていったのだと思います。
今のAI音楽の立ち位置も少し似ている所があるなと思い、今まで以上にボカロに愛着が湧いたり注目をしている自分もいます。
AIによって、これまで作曲なんてできないと思っていた人でも自分の頭の中にあるイメージを音楽にできるようになった。
そして、その曲を聴いた誰かがまた刺激を受けて新しい作品を作る。
その規模はまだまだ小さい物かもしれませんがもしかしたら今は、そんな新しいステージの「創作の連鎖」が始まっているのかもしれません。
私自身まだまだプロ顔負けと言えるようなものとは程遠いですが、
それでも、色々な曲を聴いて刺激を受けて「こんなの作ってみたい」と思える曲がたくさんあります。
なんだかんだでAI生成も2年間続けてきていますが、AIを拒絶する人は徐々に少なくなってきているような気はしていてAIで遊んでみるかになっている人も増えてきているような感じもしています。
そして「創作のミライ」を読みながら、これからAIによって音楽や創作がどう変わっていくのかますます楽しみになっています。
そしていつか誰かがAIを使って「えっ、これめっちゃいい!!」と思うような、沢山の人が受け入れてくれるような作品を作る人がたくさん現れてくれる日を見てみたいなーなんて思っています。
その未来をただ外から眺めるのではなく、作る側として観ていきたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました✨