10時半頃、チポトレ・メキシカン・グリル株が突然崩れ始めました。
上は5分足チャートです。現在は安値圏で横ばい状態ですが、見てのとおり特大陰線が3本連続で形成され、下げ幅は6%を超えてしまいました。売られた原因はこれです。
メキシコ料理レストランチェーン、チポトレの客がまた病気になった、というニュースです。報道によると、バージニア州のチポトレで食事をした客が嘔吐、下痢、腹痛などの症状を訴え、問題を起こした店が閉鎖となりました。
「また病気になった」という見出しで分かるように、チポトレでこんな事が起きるのは今回が初めてではありません。2015年8月、トマトに付いていた大腸菌が原因で、ミネソタ州とウィスコンシン州で64人が病気になりました。2016年7月には、マンハッタンのチポトレで食事をした人が病院へ運ばれています。
週足チャートを見てみましょう。
2015年8月、事件が起きる前の株価は750ドル台で推移していました。その後、度重なる食中毒発生ニュースで株価は半減です。当然のことですが、「衛生管理、食品管理が徹底されていないチポトレは営業するべきではない」、と言う意見も聞かれます。
株価は低迷が続いていますが、チポトレには回復の兆しが見えていました。
既存店の売上状況です。赤い線で分かるように、5四半期連続のスランプでしたが、2017年第1四半期、売上はとうとうプラスに戻りました。しかし言うまでもなく、今日のニュースで、せっかく見え始めた回復は短命に終わりそうです。
さっそく、こんなヘッドラインが出ています。
チポトレ株は実質的に買えない
(参照した記事:Chipotle shares plummet following report of norovirus at Virginia restaurant
Chipotle Customers Have Reported Getting Sick Again
Chipotle Mexican Grill, Inc. (CMG) Stock Is Virtually Un-Ownable Now)