ある授業での事

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ロサンゼルスのESLに通っていた時の話です。その時の学校の生徒は、サウジアラビア、タイ、韓国、中国、日本、ヨーロッパからの生徒も少しといった感じでしたが、ある授業で自分の国の高校や大学の話になり、私が「日本の大学生は大体バイトばっかりして、遊びほうけている、ほとんど勉強してないよ。」と言ったら、先生も生徒もびっくりして私を見てきました。「日本のような豊かな国で、テクノロジーも発達してる国の大学生が勉強してないの?」他の生徒が聞いてきました。「アメリカとか、他の国は大学の時に死ぬほど勉強しないといけないと聞くけど、日本の場合は大学を卒業した後、死ぬほど働かないといけない。大学時代だけが、唯一遊んで暮らす事ができる時間だから、日本の大学生は遊ぶ事に必死。」と私が言ったらみんな「おーー。(oh--!!かな)」と言って納得しました。

日本は大学入学までは、受験戦争ですごく勉強しなければなりませんが、それに比べて大学を卒業するのは、とても緩いです。よっぽどの一流大学の生徒は在学中も本当に勉強していますが、二流三流と呼ばれるような、大半の大学の大学生は、親から仕送りももらいながらアルバイトして、小遣いを稼いで授業もできるだけさぼって、遊んで過ごしています。

実際、私の大学生の時はそうでした(20年も前の話ですが)。毎日喫茶店でアルバイトして、お金を貯めて、冬になったら毎日のようにスノーボードをしていました。授業もクラスメートに代弁を頼んで、試験の前だけノートを借りたりして、落第だけしないようギリギリ勉強して、あとは友達と遊んでばかりいるようなダメ学生でした。私の周りも大学卒業したら、厳しい社会が待っているから、大学のうちに遊べるだけ遊んでおかないとっていう雰囲気が蔓延しており、遊んで過ごしてなんぼという感じでした。

もちろん楽しい思い出が沢山で、仲間と素晴らしい時間を過ごせたのは間違いないのですが、今となってなぜあの時勉強しなかったのだろう、お金を出してもらっていた親には申し訳ない気持ちでいっぱいだし、あの時の若い脳細胞を持っている自分だったら、コンピューターでも言語でも、ビジネス、経済、歴史でも簡単に学べたはずなのに。

今更ながら勉強心に芽生え、亀のようなスピードで勉強しだしてはおりますが、なんであの時、将来の事を考えないで、毎日ふざけた事ばかりしていたんだろう‥時は得がたくして失い易しとはいったものだとすごく後悔しています。

うちの旦那さんもそうでしたが、アメリカの大学生は、在学中すごく勉強しています。何冊も本を読んだり、レポートを書いたり、課題も沢山与えられます。そして将来の事も日本の大学生より真剣に考えていて、ライセンスなどの資格取得、スペシャリストになるために時間を費やしている。もう嫌だというくらい勉強していますが、それは自分が将来お金を稼ぐ為に必要な事だから、今やらなければいけないんだって自覚しています。今の苦労が未来に生きるんだと貪欲に勉強します。髪型もファッションも見た目はすごくふざけてるように見えるような人でも、実は頭が良くて将来有望‥‥みたいな若者に結構出会いました。こちらの大学を卒業した日本人の方に聞くと、みんな口をそろえて、人生であんなに勉強したことはなかったと言います。

日本は一流の大学をでても、安い初任給からのスタートで上司はキツイわ、コキ使われるわ、みたいのが多いので若い人が、将来に夢を持って頑張れないようになっている気がして仕方ありません。

先生も「日本は地獄のように働かされると他の生徒からも聞いたわよ。日本の大学生が勉強しないとは、知らなかったけど。」そして「じゃあなたも大学の時は毎日クラブでこんな感じで、イェーイって踊り狂ってたのね。」って踊りながら授業を締めくくってました。やっぱりこっちの人はなんか明るいな…。

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