引き続き江東区と墨田区の境目に位置する下町「菊川」をご紹介します（前回の記事はこちら）．
こちらは前回の紹介記事です。
再び「菊川駅前」の交差点。
ここから「三目通り」を菊川二丁目、三丁目方面に歩いて行きます。
「丸八そば 菊川店」。
「くすりの福太郎 菊川店」。
この辺りの方は薬局はここを利用しているのかな。
「菊川二丁目」の交差点まで来ました。
ここから菊川小学校の方向に歩いて行くと「榎稲荷神社（えのきいなりじんじゃ）」という神社があります。
傍に菊川という川があり、その堤のうちに天和三年（1682）二月に榎稲荷神社が建立されたと伝えられます。よって土手稲荷と称していたといいます。宝暦年中（1751-64）中風流行し、榎稲荷神社に平癒を祈願し、榎の皮を採り帰るにその効著し。祈願を遂げた人びとは講中をつくり社殿を造営しました。その後、現在地に移り、大久保紀伊守の邸内社となり、一農家がこれを守護していました。
その後、町内で石鳥居、漱水盤を奉納。万延年間（1860-61）に隣接の氷川大乗院配下本山修験吉祥院が守護しました。いつのころよりか境内に林立する榎により、榎稲荷大明神と称したといわれます。大正大震災にて焼失後、区画整理により現在地に移転しました。
地蔵尊の由来です。読んでみます。
大東亜戦争中昭和20年3月10日未明、敵空軍爆撃機の焼夷弾による大空襲をうけ下町一帯は崩壊状態となり尊い人命を数多く亡し其の数実に10万人と言います。
攻撃に参加した敵爆撃機298機、投下焼夷弾1783トン、被災者数100万人、焼失家屋27万戸、負傷者数14万人、当菊川公園に埋めた人4515人に達し当町の住民の中からも多数の焼死者を出し、無人の町に等しくなるも終戦により町に復帰する人も日毎に多くなり、其の生存者の間から犠牲者の冥福と恒久平和を念じて地蔵尊建立の運動が起き、当時この町の住民で菊川小学校で奇跡的に難を免れ、船橋市に疎開中の石黒善次氏に話が伝わり、同氏の浄財により昭和21年5月地蔵尊を菊川公園に建立し町に寄贈され昭和40年菊川公園改修のため現在地に移転、今日に至り以来毎年3月10日の戦災記念日には盛大に犠牲者の霊を弔うと共に人が人を愛し世界の国々が平和で人類が何時迄も仲良く幸であることを祈るものである。（立川四丁目町会）
東京大空襲。おぞましいほどの甚大な被害を出しました。
再び「三目通り」。通りを渡り立川三丁目方面へ歩いて行きたいと思います。
紙を販売している株式会社山櫻という会社がやっている博物館です。ちょっと寄り道してみます。
館内は名刺と紙製品であふれております。
sumida3mチャンネルに名刺と紙製品の博物館が紹介されていましたので、皆様にも博物館をご紹介します。
法務局の墨田出張所前には「ライフ菊川店」があります。
ここ昔来た覚えがあります。墨田区に住んでいたのは今から12年も前です。
ライフのお隣にある「中和公園」。
当時は視界がすべて灰色に見えていました。
この後駅に戻りました。
JAPAN TRIPチャンネルに菊川が紹介されていました。
如何でしょうか。鬼平犯科帳の鬼平や遠山の金さんでも有名な遠山金四郎の下屋敷の街としても知られる菊川。時代劇ファンであればテーマソングを流しながら菊川の街を散策してみるのも面白いかもしれません。
「この背中に咲いた桜吹雪、散らせるモンなら散らしてみろい！」。
written by tamito0201
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