散歩がてら、僕の家から歩いて10分、あべのキューズタウン内にある洋食屋グリルマルヨシに行ってきました。
「グリルマルヨシ」は、天王寺・阿倍野界隈でおすすめしたいお店のひとつです。普段混んでいることが多いのですが、僕が行くのはだいたい閉店時間近くなので、ゆっくり食事ができます。
僕は、カレー味の煮込みハンバーグを注文しました。
このお店の名物はロールキャベツなので、煮込みハンバーグもとてもおいしいです。
奧さんは、定食を注文しました。
定食にはハンバーグとチキンカツとシナモンコロッケです。このシナモンコロッケは名物です。クリームコロッケにシナモンが入っていて、他にはない味です。僕の奧さんはこのコロッケが大好物です。
定食についている塩麹スープもとてもおいしいです。
シンプルな見た目からは想像のできないおいしさです。「グリルマルヨシ」は天王寺駅ビルにも支店があるのですが、塩麹スープはキューズタウンの本店にしかありません。このスープは、おかわりすることができます。
あべのキューズタウンは2011年オープンのショッピングモールですが、グリルマルヨシは1946年創業の老舗です。あべのキューズタウンができるときに立ち退きになったお店が、ショッピングモールのテナントで復活しました。
あべのキューズタウンには、同じように立ち退きになったお店がいくつか入っています。居酒屋の明治屋、うどんの松屋、うなぎの双葉、少し新しいビストロ羊の家、どれも阿倍野の地元の味です。
キューズタウンが出来る前、阿倍野は古い下町の商店街でした。アニメ「アベノ橋魔法☆商店街」のモデルにもなった町です。「グリルマルヨシ」は、ヒロインのお祖父さんのお店「グリルペリカン」のモデルになりました。
「グリルマルヨシ」は下町ながら、ミシュランガイドにも掲載された本格派のお店です。値段も激安ではありませんがリーズナブルです。新しいメニューと伝統的なメニューの両方が楽しめます。
食事のあとは、キューズタウンの中にあるケンタッキーでお茶を飲みました。
ここのケンタッキーもゆっくりできるので気に入っています。