前回「【雑記】ブラック会社に勤めていたんだがなんとか生きている Vol.2 ~築地編①~」を書いてから大分時間が経ちましたが、ようやくちょっと週末に時間的余裕ができましたので、その続編を書いてみたいと思います。
ここで少しメンバーの話をしよう。
上等兵K。この先輩には本当にお世話になったと同時に、今でも心が許せる戦友でもある。同じ武蔵小杉に住んでいたということもあって、色んな意味でふらふらになりながら、帰路につく俺と武蔵小杉前にあったおでん屋で語り尽くしたことは数えきれないほど。
毎日飲み会続きのプロジェクトであったので、「歌舞伎町にこれから特攻する」という意味不明な指示が出された翌日は、就業時間になっても現れず、お昼を回る頃まで武蔵小杉から乗った横浜⇔渋谷の東横線を行ったり来たりし、部隊から捜索願いが出されたのはいい思い出。
同じ武蔵小杉に住んでいたので、K上等兵の住んでいるダンジョンにいつもチャリンコを止め、デスマのプロジェクトに向かう俺には年が近いこともあってか、愚痴をこぼせる数少ない心友でもある。
M伍長。この伍長殿は、同じ筑前の国出身ということもあり、俺の厚顔無恥な振る舞いを許容してくれる心の広い心友。任務に関してもきめ細やかな面を持ち合わせているので、俺のおおざっぱな性格を去勢してくれたのもこの先輩のおかげ。本人は気づいていないかもしれないが、【雑記】などブログの分類方法などはこの先輩から盗んだスキルでもあるわけだ。
H上級曹長。この曹長とはこちらの「ブラック会社に勤めていたんだがなんとか生きている Vol.1 〜三田編〜」からの付き合いのある曹長殿。月間稼働が300を超えるプロジェクトで、部下をまとめ上げるその雄姿に心を奮い立たせたことも。
I上級曹長。俺に投資の道に引きずりこませた先輩殿。まだ経験二年目の新人二等兵のポンコツのときに、800万を3,200万にしたという隣に座っていたI上等兵は、お前の年収を1日で稼いだぞと、肩をポンポンとたたかれ、今すぐマイホームに足を向けたくなるほど、アメとムチを使い分けるサディストでもあった。
話をもどそう。我々の任務は某社の全プロジェクトで使用するフレームワークと言う機密武器を開発する任務であった。ある日俺は機密武器の重要な欠陥に気づいてしまった。
各部隊は俺らが開発する機密武器を使用し、最前線で戦っていた。だが、その機密武器に重大な欠陥があるため、思うようなパフォーマンスが出てないのである。その時の俺の任務は機密武器が、どのくらいのパフォーマンスが出ているかを緻密に部隊に報告するという性能検証と呼ばれる任務であったが、各部隊からは機密武器に問題があるのではないかと度々指摘を受けていた。
新人二等兵の俺が、部隊が開発する機密武器に対し、欠陥を報告するのは、鰯が鯛に襲い掛かるようなもので、特攻を彷彿とさせる任務であった。某社を束ねる大佐に、俺は報告することにした。
そんなことはあるはずはないと大佐は返答したが、機密武器の作りが読める大佐はすぐにその欠陥に気づいたようだった。すぐにその欠陥を本部に報告し、俺が気づいた頃には89式小銃のライフルがHK416のアサルトライフルに生まれ変わっていた。
俺は各部隊に仕様変更という名のライフルの変更を報告しにいったが、すでに帰らぬ人となっている隊員も多かった。
俺は当時軍部の掲げる36協定で、曹長や伍長殿、そして上等兵殿が"徹夜"という名のインパール作戦を掲げる中で、神からのお達しで、お前は帰れという指令が通達されており、マイホームに帰るのは身が抉られる思いだった。できれば、俺もインパール作戦で、最前線で戦っていたい。
そう思っていた俺は、部隊の大佐から「"大門"が燃えている」という話を聞いたのは、ちょうど自宅から徒歩3分の距離にある等々力競技場で川崎フロンターレがJ1に昇格するという祭りが開催され、その祭りに参加しようと、テンションがあがって川崎節をトイレで呟こうとしている時であった。
出典:かんちチャンネル
続く。
written by tamito0201
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