世界最大トークンエコノミー「STEEM」のコラボレーションメディア化について

sho-t(57)
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こんにちは、Sho Tです。

11月2日に、「トークンエコノミーとコミュニティ」をテーマに登壇しました。

内容としては、以下です。


・世界最大規模のトークンエコノミー「STEEM」の「コラボレーションメディア化」してきている現状について
・コミュニティ通貨による「Take(得る)思考からGive(与える)思考への変化」


トークンエコノミー とコミュニティ写真.JPG

今回は、トークンエコノミーの代表格とも言える「STEEM」について、日本語での情報が少ないこともあり、最近の状況を記事でも共有したいと思います。
ここで起こっていることは、日本のトークンエコノミーでも重要だと思います。

・STEEMというと、一般的にどのようなイメージでしょうか?
・「ブログを書いて仮想通貨を稼ぐやつでしょ?」みたいな感じでしょうか?

・実は今、STEEMは世界最大規模のトークンエコノミーになっています。
・ユーザアカウント数は116万を超え、経済圏は250億を超えています(一時は1000億くらい)。

・なぜこんなにユーザが増えたと思いますか?

・1つは、オープンソースであることが重要と考えます。「みんなでプロジェクトを作れる。」このエコシステムを創造するのはsteemit社だけではないのです。

・今、サードパーティアプリケーション(STEEM経済圏のアプリ)が442あるのですが、これにより、STEEMは単なるブログメディアではなくなりました。
・音楽も投稿できるし、動画も価値になる。これにより、アーティストやYouTuberもこのエコシステムに入りました。

・このように、プロジェクトが増えると、それだけできることが増えて、新たなユーザが増えます。その結果が、現在のユーザ数にも反映されています。

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・つまり、今何が起きているかというと、コミュニティはプロジェクトを増やしたいと思っています。

・エコシステム拡大のために、コミュニティはプロジェクトを育て、プロジェクトはコミュニティを育てるという相互コラボレーションが重要だからです。

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・ではどうやってコミュニティはプロジェクトを育てるのでしょうか?

・実は、STEEMはユーザの活動に応じて報酬を分配するロジックが、すでに2年以上稼働しています。
・これによって、STEEMの初期ユーザやマイナーが、強大な力を持ち始めています。

・ある種このままだと、ヒエラルキーは拡大して、新規ユーザが入り込む余地がなくなってしまいます。
・そうなると、強いユーザも困る。

・そこで注目したいのが、このSPという概念です。
・これは、STEEM経済圏で稼いだSTEEMやSBDなどの通貨を、SPに変換することで、通貨を長期ロックする代わりに、ユーザは影響力(Voteの価値の重みなど)を持つことができます。SPを持つと利子も入るので、強いユーザはSPを持っています。
・そして、このSPは委託することができるんですね。

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・要するに、強いユーザはSPをプロジェクトに委託して、ある種スポンサーのようになることができます。

・このSPは必要な時に、委託元の意思で簡単に戻せるので、ほぼノーリスクでプロジェクトを支援することができます。(※SP利子は委託元に戻した後に戻りますが、ただしVoteによるキュレーションリワード機会は失います)

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・では、それで何が起こるか?というお話ですが、簡単にいうと、プロジェクトはノーコストで報酬が出せるようになります。

・STEEMの仕組み上、強いSPのユーザがコンテンツにVote(つまりいいね)をすると、リワードプールからその強さに応じた報酬が支払われます。
・プロジェクトは強いユーザたちからSPを委託(デリゲーション)されていますので、ノーコストで報酬を支払えるということですね。

・ちなみにスポンサーも、スポンサーという貢献をしているわけですので、プロジェクトからVoteをもらえば、ある種その報酬として受け取る工夫も可能です。

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・このように、オープンソースであることに加え、報酬ロジックとSPデリゲーションにより、経済拡張が実現されます。

・エコシステムで育ったユーザは、新たなプロジェクトを支援し、プロジェクトは新規ユーザを育てます。そして育ったユーザは貢献者側に回ります

・こうしてSTEEMは「コラボレーションメディア」へと進化していくでしょう。

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・一方、プロジェクトを支援するプロジェクト/サードパーティも出てきています。

・例えば、STEEM上で分散型次世代クラウドファンディングプラットフォームを実現する fundition@fundition
・オープンソースへの貢献に報酬を付与する、 utopian-io@utopian-io
・プロジェクトの貢献の報告に報酬を与える oracle-d@oracle-d などです。

・これらは互いに提携関係を築いており、STEEM上の「プロジェクト支援エコシステム」が育ってきているのがわかります。

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・この辺の話も含めて、今度ポーランドで行われるSTEEMの世界的フェスイベント「STEEM FEST」に参加してきます。
・ご興味のある方は、11月17日にHashHubへお越しください
世界のブロックチェーンカンファレンス『Devcon4 / STEEM FEST3』 共有会

・また、日本発でもSTEEMのプロジェクトを生み出していきたいと考えています。
・STEEMの古くからのキュレーターである yasu24@yasu24 さんや、最近ハッカソン連続優勝で注目が集まっている serikawa さんと話し始めています。
・ご興味のあるエンジニアの方などは、ぜひSho Tまでお声がけください。

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さて、登壇内容はこの後「コミュニティ通貨による人々の思考への変化ついて」に続くのですが、長くなるので一旦ここまでとさせていただきます。

こちらに資料がありますので、先に見たいという方は、ご参照ください。
世界最大トークンエコノミーの動向と、コミュニティ通貨による思考の変化について


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