皆さん、こんにちは。私が住んでいるメルボルンはだんだん暖かくなり、春らしくなってきました。天気予報では、11日(火)のメルボルンの最高気温は23℃だそうです。そして1ヶ月後の10月7日(日) から、いよいよサマータイムが始まります。
日本でも、2020年の東京オリンピックに向けてサマータイムの導入を検討しているそうですね。
この夏の日本の異常な蒸し暑さをみて、欧米では、再来年のオリンピックの東京開催を不安視する報道をしているメディアもあるそうです。
メルボルンも夏は40℃になるほど暑い日もありますが、空気が乾燥しているので木陰に入ると涼しいと感じます。それに比べて日本の真夏の蒸し暑さは尋常ではありません。
確かに日本もサマータイムを導入すると、マラソンなどの屋外競技のスタート時間を早めることができると思います。そうすることによって、選手は涼しい時間帯に競技を行うことができるし、観客も涼しい中、観戦することができますね。
実は「日本のサマータイム導入について」のニュースをネットで見た時に、まず最初に頭に浮かんだのが、
「日本で導入されると労働者の残業が増えるのではないか。」ということです。
サマータイムが導入されると、夏時間の間は時計を一時間早めるということなので、夜の8~9時まで明るいということになります。
現にメルボルンでは、夏至 (今年は12月22日) から2月下旬くらいまでの間は、夜の9時まで明るいです。
こちらの人たちは、それを利用してウォーキングやジョギングをしたり、バーベキューを楽しんだり、ガーデニングや庭の手入れをしたりしています。
また、オーストラリアでは皆プライベートを大事にしますので、仕事が終わるとさっさと家に帰ります。
独身の人たちは終業後、食事や呑みに行ったり、ジムで体を鍛えたりしていますが、家庭を持っている人たちは真っすぐ家に帰ります。
残業なんてよほどのことがない限りしません。
でも、日本人は違うと思います。「ブラック企業」という言葉があるくらいですから「まだまだ外は明るいんだから残業できるでしょ?」と不法な残業を増やされるのではないか?と密かに思いました。
オーストラリアでもいくつかの州はサマータイムを実施していません。
何十年も前に試験的に実施していた州もありますが、田舎で放牧業を営んでいる農家の人たちが
「サマータイム開始時と終了時の一定期間、家畜の生活リズムが崩れる。」
という理由で (それ以外にも理由はあると思いますが。)、廃止になりました。
サマータイム開始時と終了時、スマートフォンやコンピューターは自動で時間が替わりますが、家の中にある時計や腕時計は自分たちで調節する必要があります。
そしてサマータイム開始時の月曜日の朝、仕事や学校のために一時間早く起きないといけないのです。たかが一時間とはいえ、最初の数日間はちょっときついです。
逆にサマータイムが終わると、一時間余分に寝ていられるので、ちょっと得をしたような気になります。
サマータイムが終わると、当然のことながら一時間早く日が沈むので、夕方あっという間に暗くなります。
日本が再来年のオリンピックに向けてサマータイムを導入するのかしないのか、これからも注目したいと思っています。
読んでいただきありがとうございました。