先月末にアメリカの作曲家でピアニストのフレデリック・ジェフスキーが亡くなったそうです。実は私、この人の存在をまったく知りませんでした。世の中には知らないことが多いです。お勉強になったなあ。
ここからはFacebookからの引用ですよ。
■不屈の音楽
アメリカの作曲家でピアニスト、フレデリック・ジェフスキーが6月26日、83歳で亡くなった。
ジェフスキーを聴くと、「音楽に政治を持ち込むな」などという意見の馬鹿馬鹿しさを痛感する。ジェフスキーは現代音楽を政治と結びつけることで、筆者のように音楽の知識があまりない者にもそれを身近なものにさせた。
とりわけ『「不屈の民」変奏曲』は素晴らしい。チリの革命歌『不屈の民』は、ラテンアメリカを越えて現在もさまざまな場所で歌われる。ジェフスキーはこれを主題に36の変奏曲にした。ジャズ風の曲もあれば難解な現代音楽もある。筆者は高橋悠治による演奏盤を愛聴した。
米国の労働歌を題材にした『ノース・アメリカン・バラード』もいい。ノース・キャロライナの綿紡績工場の過酷な労働は、現代の中国・新疆ウイグルの綿畑にも通じる。
『不屈の民』を歌ったチリのアジェンデ政権は、ピノチェトの軍事クーデターで倒された。工作したのはニクソン政権下のCIAだ。その後、フリードマンとシカゴ・ボーイズが新自由主義政策でチリの奇跡を起こす。チリ社会は格差が拡大し、庶民の生活は破壊された。アベノミクスのルーツはここにある。(水牛)
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こんな作曲家がおったとは、世の中捨てたもんではないですな。それにしてもアート界も「アートに政治を持ち込むな」という意見を聞かないですか?2015年のベネチア・ビエンナーレで芸術監督をしたナイジェリア出身のオクウィ・エンヴェゾーは戦争、環境破壊、植民地主義、階級闘争などなどてんこ盛りに政治的な内容のビエンナーレにしました。会期中はマルクスの「資本論」の朗読なんてのもあったらしく「これってアートなの?」という批判もあったようです。でも、アートは何でもありでいいと思います。
ということでジェフスキーの「不屈の民」変奏曲を聴いてみましょう。
読んでくださってありがとうございます。