50歳台になってみたら

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写真はウォーキングの途中の風景。

私は今、56歳です。そろそろ同じ年代の人々の親世代の人々の介護とか老人施設に入っている、あるいは亡くなった、という時期なんですね。私が20代だった時に美容師だった私の母が52歳でくも膜下出血で倒れて、その後大学を中退して介護していたので今話題のヤングケアラーというほどではないけどわりと早めに介護を経験しました。そして今父は老人施設に入っています。

私の中学時代の友人はご両親とも亡くなっています。同じ学年の人々とクラス会したら親御さんについていろいろ話が聞けるなあと思いました。

先日、母方の従姉妹のNちゃんからLINEでA伯母さんとS伯父さんといっしょに撮った写真を送ってもらいましたが、お二人とも車椅子で。私の父も施設入所当初は歩行器があれば歩けましたが、最近は足がふらついて歩けなくなったので車椅子になりました。「切ない」とNちゃんに言ったら「私たちも親のことに向き合わないとね」「千葉のHもK伯父さんもM伯母さん(は認知症を患ってらっしゃる)も施設に入っていると言ってた」と言いました。

うちの話をすると、亘理に住んでいた頃、レンタルビデオでイタリア映画の「鉄道員」を借りて家族4人で観たのですが、その中の鉄道員家族の描写がまるでうちのことを描いているかのようにリアルでした。言い争うシーンとか。私の父も鉄道員でした。父だけがこの映画を気に入って、母、私、妹の女性陣3人は受け入れられませんでした。母は「もうこの映画観ない」と言ってました。他にも父について疑惑を持っているのですがここでは割愛させていただきます。

私は2011年3月、震災直後に父の暴力から逃れて家を出て今、一人暮らしです。一時期は開放感を味わっていたこともあったのですが、2021年に父が心不全で倒れて入院して、結果的に施設に入所して面会でまた父と向き合うことになってしまいました。

父がいなくなったことで上愛子の実家は人の住まない家になりました。父は本当は自宅に帰りたがっていますが、もう無理です。妹は父が生きているうちに父方の叔母の同席のもとに実家の処分について話し合うという希望を持っていますがそれはかなり難しいです。父は妹と父方の叔母を嫌っているから。

施設に入所したということが意味することを考えると父に残された時間のことを考えてしまいます。最近、嫌いだったイタリア映画「鉄道員」の哀愁に満ちたテーマ曲をYouTubeで聴いて寂しさに耐える日々です。

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