これは中央の美術誌「美術手帖」でも紹介されるぐらいだからけっこう波紋が広がっているのかと思うのですが。なんと、私が住んでいる県でのお話です。
宮城県が老朽化したとされる昭和からの施設、宮城県民会館と宮城県美術館を旧仙台医療センター跡地に移転して集約すると最近発表したのですが、TwitterとFacebookでは宮城のアート関係者中心に反対意見が多いです。(ル・コルビュジエの弟子だった)前川國男建築、壊すのか?って感じで。
京都工芸繊維大学教授・松隈洋さんによると
「全国の美術館が別の局面に入っている。長く使われてきた施設を大事にするのではなく、巨大な施設をつくりたいというのは、時代に逆行している。老朽化と言うが、メンテナンスを行って長寿命化を図るべきであり、前川は時間に耐える建築を目指していた。同じ前川建築の東京都美術館(1975年)や福岡市美術館(1979年)は、改修を経て生き生きとした美術館として利用されており、宮城県でなぜ同じことができないのか。一言で『県有施設』というが、個別の建築について、その歴史的意味や価値が検討されたのか。大切な議論が素通りされたとしか思えない」。
宮城の文化レベルの低さがバレバレですかね。突然、降ってわいたような話で誰が決めたんでしょうか。個人的にあそこはもう少し展示内容考えてよとは内心、思っておりましたがあの建築には愛着があるという複雑な気持ちです。
そういえばいつだったか宮城県美術館に行った時にリニューアルすると言ってアンケートを受けたことがあります。私の意見どうなりました?
宮城県というとかつても趣きのある古い県庁の建物を惜しげもなく壊して無機質なビルに変えた過去がありますので、心配であります。
美術手帖の記事と画像引用
https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/20915