私はほぼ毎日八幡の町をウォーキングしています。歩いているといろいろな発見があって飽きることがありません。とくに歩道脇の隙間からがんばって生えている雑草を見ると何か感じます。水彩画で描いたこともあります。まあ自然とはいえないでしょうが。
雑草を見ていると今年亡くなった(91歳でした)元日本美術会代表の首藤教之先生のことを思い出します。先生も雑草が大好きで、絵に描かれて雑草の花の写真集本を見つけて喜んでおられました。「雑草の花って可愛いんだよ」とおっしゃっておられました。たしかにヒメオドリコソウの花とかランみたいで可愛いです。
先生の絵は高齢の男性が描いたとは思えない可愛いらしい絵で、若い人が描いたと間違われることがあったとか。
https://x.com/galleryk1981/status/1620676837264457728?s=61
今年の3月の六本木の国立新美術館で開催された日本アンデパンダン展に搬入はご自分でできたんですよ。そのあと具合が悪くなって寝込んでしまい、来場かなわず。そのまま亡くなってしまいました。もっとも、アトリエ志らべの森志らべさんによると彼女が先生に出会った時はがんを患っていて、闘病しながら絵を描くことはやめずに続けて、終戦の時は12、3歳だったので戦争の語り部としての活動もされていました。
今年の秋の平和美術展にも「ぜひ、お話したいことがある。1時間だけ時間をください」とおっしゃって活動される気満々でした。同じアーティストとして見習わなきゃと思うことは多いです。
ということで歩道脇の雑草を見るといろいろな思いがわいてきます。