日本と言うと、起伏が激しく季節の差が大きいため、変化に富んだ数々の景色を生み出します。
そんな日本の景色について、登山や旅が趣味の著者が、日本の山を中心に紹介していきたいと思います。
今回取り上げるのは、日本を代表する山である富士山です。
とは言うものの、写真を整理してみて驚いたのですが、私自身は富士山の写真はあまり撮影していないことに気が付きました。
言い訳をすると、形が整いすぎているので、写真の構図が単調になりやすい。 そして、有名なので撮影者が多く同じような写真ばかりになってしまうというのもあります。
そんな富士山も、多くの人が5合目と呼ばれる森林限界から登り始めるので、荒涼とした景色の中をひたすら登っていくイメージが強いと思います。
しかし、1合目と呼ばれる山裾から登っていくと、そこは深い森の中から登っていくことになるので、登山者も少なく原始の森を感じながらの静かな登山を味わうことができます。
多くの方が富士山に登る上で心配するのが、自分の登山技術で登れるだろうか? という点ではないかと思います。
確かに、日本の他の山では見られない3700mという高さは、高山病の危険や気候が他の山よりも厳しく、夏場でも朝方に気温が氷点下まで下がることがあります。
しかし、北アルプスなどの他の山と比較すると、山小屋の数が多く間隔も短いため、何かあった時に助けてもらえる可能性が高い事、ハシゴやロープを登るような岩場はないため、比較的難易度は低い山でもあります。
多くの場合は、体力不足により足が前にでない、身体が重くて前に進まなくて、トレーニングをしっかりしておけばよかったと後悔することの方が多いと思います。
しかし、近年、軽い気持ちであまり装備を整えず富士山に登り、身動きが取れなくなる例や、遭難した例もあるため、登山が初めての方はしっかりしたガイドツアーに参加するか、登山好きの友達に一緒に登ってもらうことをお勧めします。
おすすめの時期は9月上旬の平日、小屋が閉まる前。 富士山は登山者の数が多く、頂上の賑わいはどこかの街の中にいるのではないかと思ってしまうほどですが、特に混雑がひどいのが8月中旬のお盆のころ。
7月の中旬の梅雨の開けた直後は、天気が不安定で雪が残っている可能性もあるため、初めて登る方には難しいことがあります。
最後に、富士山の頂上では雲海が発生することが多いようなので、ご来光に合わせて登ると神秘的な素晴らしい景色を見ることができます。
みなさんも、この景色を眺めに行ってみてください。