日本と言うと、起伏が激しく季節の差が大きいため、変化に富んだ数々の景色を生み出す。
そんな日本の景色について、登山や旅が趣味の著者が、日本の山を中心に紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、北アルプス最高峰である奥穂高岳です。
奥穂高岳は標高3190m。 日本で3番目に高い山であり、北アルプスで最も高い山です。
しかし、その標高の割にハシゴ場やクサリ場が少なく、アクセスも上高地からと奥穂高温泉から登ることができるため、登山初心者が始めて本格的な3000m級の山を目指すのに最適な山ではないかと思います。
(注 富士山は標高の割に岩場やハシゴ、クサリ場がないため難易度が低いため除外)
とは言え、奥穂高温泉側のルートと上高地側からでも岳沢コースは、ハシゴやクサリ場が連続するため、難易度が高いため、初めての方は上高地 涸沢経由のコースを取ることが一般的です。
(岳沢コース 岳沢小屋から紀美子平までハシゴが連続する)
しかし、岳沢コースからは前穂高岳に登ることができ、目前にみえる奥穂高岳は迫力があります。
さて、上高地から涸沢経由で行くルートを説明すると、まずは林間のなだらかな歩道が横尾小屋まで続きます。
…ただ、この遊歩道が長いです。
始めの登山小屋の明神小屋まで約50分。
次の徳澤園まで約1時間10分。
次の横尾小屋まで約1時間20分ぐらいでしょうか。
横尾小屋を過ぎると、ここからは傾斜が出てきて道幅が狭くなり、道もゴツゴツとした登山道になってくるので、気を引き締めていきます。
横尾小屋から3時間ほど登山道を歩くと、そびえたつ穂高連峰のカールに建てられた涸沢ヒュッテと、少し離れたところに涸沢小屋が見えてきます。
ここは紅葉の季節、大変綺麗なことで有名で、多くの人が訪れます。
…この季節は、山小屋では1畳に3人が寝るほどの大混雑ぶりなので、私はあまり行ったことはないのですが、
さて、涸沢から奥穂高岳に登るには、ザイデングラードと呼ばれる支尾根を登っていきます。
基本的には岩場が連続しますが、安定している場所が多く、ハシゴも数か所あるのみなので、慎重に登っていけば難しくありません。
この辺りから、高山植物のお花畑が点在しているため、途中で一休みしながら鑑賞するのもおすすめです。
3時間ほどで、穂高岳山荘に到着します。
登山に慣れている方だと、1日でここまで上がり次の日に山頂を踏んで、上高地まで戻ることが多いと思います。
もっとも、上高地から日帰りで奥穂高岳まで登り戻る人もたまにいますが…。
初めての方は、まずは1日目に涸沢まで登り、2日目に山頂にアタックをかけて横尾小屋あたりまで戻り、3日目に上高地まで戻ると言うプランが一般的かもしれません。
涸沢経由で登ってきた方は、ここで最大の難所に当たります。
ここから、奥穂高岳山塊への取り付きで、ハシゴとクサリ場が連続するため、慣れてない方は掴む場所や足場が安定していないことと、上から見るとかなりの絶壁感があるので、慎重に登っていきます。
さて、こんなガレた岩山を登ること1時間ほどで、奥穂高岳山頂に到着します。
山頂の景色は、360°遮るものが無い絶景です。
これで、大まかな紹介は終わりですが、最後に、この山から春山デビューをする方も多く、私もそんな一人なので、そんな春の奥穂高岳の写真を貼って、この記事を締めようかと思います。