日本と言うと、起伏が激しく季節の差が大きいため、変化に富んだ数々の景色を生み出す。
そんな日本の景色について、登山や旅が趣味の著者が、日本の山を中心に紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳。
実は、八ヶ岳と言うのは一つの山を表すのではなく、最高峰 赤岳を中心とした山塊の名称で、八つの峰があるから八ヶ岳と言われているそうです。(他にも大小いくつか峰があるような気がしますが…)
しかし、標高で言えば赤岳でも2899mと3000mを超えていないため、普通の人に聞いたら多分わからないのではないかと思います。
しかし、その連なりは南北30kmにもおよび山脈と言っていいほど長く、そのすそ野の広さは富士山以上ではないかと個人的には思っています。
火山からなっているためすそ野は高原地帯となっており、数多くの湖や温泉があり、別荘やそれを生かした高原野菜の栽培がされています。
一説によると昔は富士山よりも高い一つの山だったが、噴火で山体が吹き飛んで現在の形になったと言う説もあるそうな…。
そんな八ヶ岳は中央に夏沢峠と呼ばれる峠があり、ここで北と南に分けられています。
北は比較的なだらかなで初心者向けですが、南はガレた岩場が多くロープ場やハシゴも多くあるため、比較的中級者向けと言えます。
北横岳直下
赤岳直下
そして、八ヶ岳の特徴と言うと、夏だけではなく冬の登山も活発だと言う点があります。
と言うのも、八ヶ岳の山小屋の中には冬季も営業している小屋があり、大晦日に営業をして忘年会を開催している小屋があったり、厳冬期に赤岳直下の展望荘が営業をしているなど利便性が高いため、初めて冬山に挑戦する人向けともいえます。
南は、本格的な冬山登山の入り口とアイスクライミングが盛んで、北はスキー場が併設されているピラタスロープウェイを中心にスノートレッキングが盛んで、多くのツアーも組まれています。
…個人的な話をすると、私も初めて冬山に挑戦した時、高見石小屋のスノートレッキングツアーを利用しました。 難易度で言えば、山スキーの延長に当たるので、滑落するようなところには行かないのですが…。
まー、親に冬山に行くと言ったら、家から追い出されたと言う、笑えない話なんですが。 冬山にも難易度があるということが理解されなくて、みんな危険と思われてしまいます…。
話が脱線してしまいましたが、このように富士山以上に登山の盛んな八ヶ岳。
それは、場所によって条件が変わる豊富な登山道と峰、そして夏だけではなく冬も楽しめ、富士山以上に多くの姿を見ることが出来る点で、とてもお勧めな山です。