bitcoinが犯罪に使われるときに一番まずいのは身代金のケースではないでしょうか?
ランサムウェアの身代金、台湾では実際の誘拐事件でbitcoinが身代金として要求されました。 その結果台湾政府は一時的にbitcoinを違法な資産として取引を停止しました。
その後bitcoinが禁止されることはなかったのですが、政府が暗号通貨を脅威に感じていることがわかる事件でした。
ここで思い出してほしいのはbitcoinの特徴です。
bitcoinにある程度の知識があれば、犯罪で得た金もbitcoinのネットワークの中で洗浄できます。これは高い匿名性があるといっていいでしょう。ネットの中の裏市場であったシルクロードはbitcoinの知識に乏しい犯罪者は芋づる式で検挙されてしまいましたが、実際にはミキシングサービスなどを利用してうまくかいくぐった犯罪者もいたことでしょう。
もう一つは世界中で換金可能であることです。bitcoinに国境はありません。資金洗浄が終わったbitcoinはどこかの国の取引所で換金されます。これは国境の関係ないランサムウェアなどのネット犯罪と非常に相性がいいです。そのため現実の犯罪でbitcoinが使われたことには衝撃を受けました。
身代金目的の誘拐で一番の問題は金の引き渡しです。現金では取りに言った瞬間ばれますし、銀行口座では足がつきます。その点bitcoinは適切な処理さえすれば、証拠を一切残すことなく受け取り世界中のどこででも換金することができます。そのことを考えるとこの手の犯罪が増えていくように思います。