原油に関する、こんなことが報道されています。
ゼロヘッジの記事ですが、アナリストの原油価格予想がまたも引き上げられ、ヘッジファンドの保有する原油関連の買いポジションが記録的な量に達しています。下がチャートです。
ヘッジファンドが持つブレント原油、WTI原油、(米)ガソリン、(米)暖房用灯油の買いポジションの総計は11億8900万バレルという今まで見たことのない高レベルに達しています。
原油は供給過剰という見方が一般的でしたが、アナリストたちは原油の需要は思っている以上に伸びる可能性を指摘し、意外に早く供給不足が起きそうだという意見を発表しています。
ヘッジファンドは積極的に原油を買っているようですが、下のチャートを見てください。
WTI原油の過去20年間の季節性チャートです。矢印の方向で分かるように、10月、11月、12月の原油価格は下げる傾向があります。もちろん、ヘッジファンドはそんなことを既に承知して買っている訳ですから、今年は季節性に逆らう動きになる可能性があります。
下はWTI原油のETFの日足チャートです。
先ずAです。先週金曜、ETF価格はレジスタンスラインを突破し、買いシグナルと解釈されるブレイクアウトが起きています。もう一つの注目はBです。50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けるゴールデンクロスが起きそうです。ゴールデンクロスはトレーダーや投資家の間だけで話題になるのではなく、テレビのニュースでも取り上げられることが多いですから、もし本当にゴールデンクロスが起きるなら買い手が更に集まることでしょう。
もちろん、ゴールデンクロスでの買いは良いタイミングではありません。しかし、「ゴールデンクロスはダウントレンドがアップトレンドに転換したことを意味する」と解釈する人が多いですから、引き続き原油の動きに注目です。
(参照した記事:Hedgies Have Never Been 'Longer' The Energy Complex As Analysts Raise Oil Price Forecasts (Again))