先週金曜、こんなチャートがツイートされています。
見ての通り、線は右下がり、年々低下しています。チャートが示しているのは、この質問に対する回答結果です。
あなたは(配偶者との共同名義口座も含める)、個別銘柄、株ミューチュアルファンド、401Kなどを通して株に現在投資していますか?
2007年の65%が回答結果のピークでした。2013年から2015年にかけて、数値は一時やや上昇しましたが、その後はまた下降が始まり史上最低の52%に戻ってしまいました。
下は、ダウ平均のチャートです。
2008年は金融危機で大きく崩れましたが、ダウは2009年3月に底を打ち、強力な上昇相場が始まりました。先週金曜の終値は23,328.63、史上最高のレベルです。こんなに好調、順調にマーケットは伸びましたが、株に投資している人たちの数は逆に減ってしまいました。テレビでは、「投資家たちは連日上昇するマーケットに陶酔している」と頻繁に報道されていますが、約半数のアメリカ人には株式市場は全く関係の無い話です。
2017年5月、世論調査会社のギャラップは、こんなことを発表しています。
2001年から2008年までを見た場合、平均で62%の米国人が株に投資をしていました。しかし、2009年から2017年までを見ると、その数値は54%に減少しています。言い換えると、2009年の大底から現在までのブルマーケットで恩恵を受けたのは54%だけです。
株に投資する人の数が全体的に減る中、株投資をする高齢者の数は減らなかった。(ギャラップ)
高齢者というのはベビーブーマー 、1946年から1952年に生まれた人たちのことです。彼らに共通して言えることは、1980年代と1990年代の好景気に乗り、401Kなどを通して株投資が出来た人たちです。
報道されているように、今日の米国では、10人中6人には500ドルの現金が銀行にありません。こんな状況なのに、54%が株投資をしているという調査結果に、やや驚きました。
個人的な意見になりますが、米国の人気株はあまりに高すぎます。
・フェイスブック:175ドル(約1万9867円)
・アマゾン:983ドル(約11万1000円)
・アップル:156ドル(約1万7700円)
・ネットフリックス:194ドル(約2万1922円)
・グーグル:1005ドル(約11万3565円)
言うまでもなく、これらの株を5000株、1万株と買うことができるのは、ごく限られた人々、勿論ほとんどは個人ではなく投資銀行やヘッジファンドなどの金融機関です。資金量が少ないのなら、10株、50株といった株数を買えば良いだけかもしれませんが、株価はあまりに高くなりすぎ、我々庶民からはますます遠い存在になってしまいました。こんな状況ですから、100ドルで投資が可能な暗号通貨市場が超人気となるのは当然のことだと思います。
(情報源:ゼロヘッジのツイート
U.S. Stock Ownership Down Among All but Older, Higher-Income)