今週のETFマーケットをふり返ると、一つのテーマが浮かび上がってきます。それは日本です。
今週上昇が目立った10のETFです。トップは+3.49%のバイオテクノロジー株専門のETF、そして2位、3位、5位に入っているのは日本株のETFです。(今週のS&P500指数は+0.96%)
WisdomTree Japan SmallCap Fund (DFJ): +3.45% 配当金を払う日本の小型株が中心になり、資金が最も多く割り当てられているのは下記の10銘柄です(計6.82%)。
iShares MSCI Japan Index Fund(EWJ):+3.22% 時価総額が下位15%に属する銘柄を除いて、幅広く日本株に投資されているETFです。下が、このETFが保有しているトップ10銘柄です(計19.38%)。
WisdomTree Japan Hedged Equity Fund(DXJ): +2.64% 輸出関連企業、配当金、そしてアベノミクスに沿った銘柄が主な投資対象になります。下が、このETFが保有するトップ10銘柄です(計31.07%)。
日本株の買いを勧めるアナリストたちが共通して言うことはこれです。
日本株は割安である。
青い線は1990年から2016年12月26日までの日本株の予想PER、そして赤い線は予想PERの平均値です。見てのとおり、予想PERは平均値以下で推移していますから、アナリストたちは日本株のバリュエーションは魅力的であると語っています。
こういう警戒論が今日発表されています。
最近の円高傾向を見て、ザックス社はJapan Hedged Equity Fundをホールドに格下げした。(ホールド:持ち株を売らないで保有する。買い足しはしない。新規買いもしない。)不安な米国の政権、そしてギリシャとイタリア情勢を懸念する資金が、日本円に避難場所を求めている。
ということで、これ以上の円高は日本株に悪材料である、という意見も出始めています。
(情報源:ETF.COM