これだけ聞いたら、今日の米国株式市場は強かったと思うことでしょう。
NYダウ:+429.80、+1.79%
1.79%の上昇ですから、数値的には確かに強い一日でした。しかし、現在の位置を考慮すると、買い手も売り手も、なかなか積極的になれないのです。下が、NYダウの日足チャートです。
矢印で示したように、トレーダーたちは、この下降する線がどうしても気になります。上放れを期待して現時点で買ってしまうという方法もありますが、この線がレジスタンスになる可能性がありますから、やはり大きく買う気にはなれません。売り手も消極的です。下降する線が難関になるだろうと予想することはできますが、現時点では、突破に失敗したことを示すようなローソク足は形成されていません。
買い手:買う前に、決定的な上放れを見たい。
売り手:空売る前に、決定的な上放れの失敗を見たい。
移動平均線を見ている人も迷ってしまいます。
円内の値動きで分かるように、NYダウは50日と200日移動平均線に挟まれ、最近は方向性を欠く横ばい状態です。「どちらの方向でも構わないから、とにかく早くどちらかへ放れて欲しい」、というのがトレーダーたちの正直な気持ちです。
(私のもうひとつのブログです。ブレイクアウトの石油天然ガス掘削銘柄、弱かった航空会社)