何かもう大昔の話のような気がしますが、食材キット宅配会社のブルーエプロンがニューヨークに上場されたのは2017年6月29日でした。公募価格は10ドル、初取引値は10ドル、その日の高値は11ドル、そして10ドルちょうどで初日の取引を終えました。下が、ブルーエプロンのその後の動きです。
一番左側、Aで示したところが2017年6月29日、ブルーエプロンがニューヨークにデビューした日です。上場されてからまだ1年も経っていませんが、今日の株価は2ドル60セント、なんと上場以来74%の下落という悪夢のような状態です。
なぜ、こんなひどい事になってしまったのでしょうか?先ず、上場直後、アマゾンが食材キット宅配業への参入を計画しているというニュースが発表され、多くの投資家はブルーエプロンは終わった、と判断しました。
そして今日月曜、小売業界大手のウォルマートが食材キットを店頭で販売を始めることを発表し、ブルーエプロン株は5%を超える大幅下落、新安値で取引を終了しました。
さて、これでいよいよブルーエプロンは完全にお終いでしょうか?ご存知のように、ウォルマートはディスカウント店の大手ですから、ブルーエプロンは大きな価格圧力を感じることでしょう。ジェレミー・バウマン氏(The Motley Fool)は、こう述べています。
ブルーエプロンの最善のシナリオは買収されることだ。
投資家たちのコメントを読んでみましたが、「ブルーエプロンを買収しようなどと考える企業は存在しない」という意見が圧倒的に多く、言うまでもなく投資家たちはブルーエプロンは絶望的であると見ています。
こんなツイートがありました。
「遊びで、ブルーエプロン株を10株買った(笑)。」
10株、円に換算すれば2700円程度の金額です。正に遊びですね。
(参照した記事:Why Blue Apron Holding Inc. Stock Slipped Today)
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