(この記事は 2018年2月8日の記事の日本語訳です。そのため記事執筆時点とは状況が変化している可能性があります。)
ICOの世界がどれほど速い速度で進んでいるのかについて調査を行い、数週間前にこの記事の執筆を始めてすでに3度ほど改訂をしました。先月だけでも見えている景色が大きく変わっています。参加者が津波のように増え、本当に多くのICOがクラウドセールス前に売り切れになり、来週以降この記事を発表した際にすでに昔の話になっていないことを願っています。2018年2月8日 Hash Rush マーケティング・ダイレクター Craig Ritchie
彼に対して色々な意見がありますが、TwitterでBalinaをフォローする価値はあります 。彼のツイートによってクラウドセールが盛り上がったり、破壊されるところを見ることができるだけではありません。今後のプロジェクトについて彼が肯定的な内容をツイートすることは珍しくなく、一晩でプロジェクトのTelegramの加入者数を何万人も増やすことがあります。またYouTubeのチャンネルでICOをレビューしています。彼の手法はやや保守的ですが、役に立つことは間違いありません。
視野を広げたい人は、ICOにフォーカスした他のユーチューバーも視聴すると良いでしょう。
TheGobOneは素晴らしい洞察を陽気なライブストリームで提供しています。
DiscordにはICOについて議論したり評価をしているグループがたくさんあるので、これから始めるには最適です。参加することができればですが。参加できそうなグループをGoogleで検索するか、投稿者のビデオを見て、ウェイトリストや公開の情報を集めることもできます。多くのグループではICOの評価をした表を公開しています。
Balinaのスプレッドシート www.ianbalina.com
極めて詳細なシートによる分析でもBalinaは先駆者です(こちらで公開されています)。 OhHeyMattyも非常に積極的に更新しています。また、トップ7のICOによって管理されているこのスプレッドシートは、重要なインフルエンサー達のセンチメントを理解するための非常に良い資料です。
もちろんこの方法は中身について保証するものでは全くありませんが、どれだけ盛り上がっているかを測るには間違いのない方法です。この方法だけでもプロジェクトの将来を見通すことができます。ICOWhitelistsは参加者が急増したグループだけでなく、最大規模のグループを手早く俯瞰するのに最適です。
今やほぼすべてのICOがTelegramのチャンネルを持っています。ホワイトリストをTelegramでしか公開しないICOもあるので、確実に確認するべきメディアになっています。しかし、常にお伝えしていることですが、詐欺には注意してください。詐欺師はどこにでもいます。モデレーターだとか、チームメンバーを名乗るメッセージを受信しても決して信頼しないでください。必ずプロジェクトの公式チャンネル(名前の横に”admin”と書かれている人がいる場所)でメッセージの身元を確認することをお勧めします。
このトピックについて最後に注意点を書き加えます。Telegramの大きなグループの多くは、紹介プログラムを使って参加者に友人を招待するように促したり、Telegramの参加者にトークンのエアドロップ(トークンを無償で配布すること)を約束することで、参加者の人数を膨らませています。だからこそ、プロジェクトの長期的成功を図るための純粋でシンプルな指標というわけではありませんのでご注意ください。
しかし上記で述べたように、濡れ手に粟という状況は決して長続きしません。プロジェクトに数百〜数千ETHを投入するような巨大なグループはプライベートやプレセールの段階でICOに参加して早期の段階で巨大な割り当てを購入しています。これはつまり、クラウドセールが開始時に分配される割り当てが少なくなることを意味します。非常に盛り上がるプロジェクトではさらに割り当ては絞られ、パブリックセール開始時にはには、非常に小さな割り当てしか残っていません。 BeeToken、WePower、Fortunaなどでの例があり、クラウドセール開始時に1人当たり0.2 ETH分の割り当てしか残っていませんでした。こういった結果に終わることはとても残念なことで、もっと多くのトークンを購入できると考えていた投資家が間違いなく後に残されたでしょう。
ここまで述べてきたように、今は多くの人と多額のお金が集まっていますが、常にリスクがあるため、多くの人が損をしてしまう可能性があります。ここで、規制当局は規制するべきです。規制当局が参加者を詐欺や簡単にお金を損することから守る存在として評価されるか、富の民主化を妨げ、少数から多数への再分配を妨げる存在として評価されるか、個人により分かれるでしょう。
中国の禁止措置は一時的なものに過ぎないという見方もありますが、今週は(2018年2月時点)中国が海外の仮想通貨の交換を全面的に禁止するというニュースをたくさん目にしました。ICOを利用して革新的なプロジェクトやスタートアップをサポートするために使われるはず資金が、現在海外送金ができずに保留されている現状を鑑み、この措置が恒久的なものではないことを祈ります。
私たちのアメリカの友人たちはすでに厳しい規制を受けており、ICOへの参加からほとんど除外されています。 1月4日、北米証券監督官協会(NASAA)も、冷静な思考をもち、大きなリスクがあることに目を向けるように投資家に対して警告する声明を発表しました。仮想通貨に限らず投資をする際にはだれでも頭に入れておくべき内容の親切なアドバイスでしょう。
もう一つの水面下の障害は、JPモルガンチェースとシティグループが仮想通貨購入にクレジットカードの使用を禁止する措置を取ったことです。ちょうど数時間後、Lloyds Banking Groupも、純粋に偶然というには完全に事前調整されていたタイミングで、顧客がクレジットカードで仮装通貨を購入することを禁止しました。
投機のために顧客が資金を借りないようにするという意図は理解できますが、クレジットカードは簡単な融資方法ではありません。十分な資金を持っている人向けの便利な支払い方法に過ぎません。デビットカードや銀行の送金での仮想通貨の購入は、特に問題がないことを覚えておいてください。これは突っ込んでみると非常に興味深い話題になるでしょう。
一方、オーストラリアは自国の国境でコントロールできる範囲内で規制を行う国の一つですが、国際的に運営されているICOに参加する場合には、投資家にリスクが残ります。オーストラリア国内で運営されているICOは、厳しい規制のガイドラインに準拠する必要があり、だれでも自由に自分のお金を投資することができますが、「オーストラリアに登録されていない会社もしくはライセンスを得ていない会社については、事態が悪化してもほとんど保護されません」という警告を発しています(詳細はThe ConversationまたはASICの各ページ)。オーストラリアの銀行がクレジットカードを使用した仮想通貨の購入を停止する予定があるかどうかについては現在のところ言及されていませんが、継続してチェックし続けます。
そしてもちろん、この業界に莫大な数の詐欺師たちが集まってきていることを考えれば、規制や法律について考慮する以上に、全般的なセキュリティについては常に心を配る必要があります。今週末、非常に盛り上がったプロジェクトのICO「Seele」は、スタッフを装う詐欺師がEthereumで約200万ドルを詐取したことで大惨事となりました。これは資金を保護することがどれほど重要であるかを示しています(初歩的なステップについては仮想通貨の世界で安全を期すための初心者向けガイドをご覧ください)。
これにより、数百万人の米国の投資家がまるでダムの水門を開くようになることは暗号技術や仮想通貨業界にとっては経済的に素晴らしいことになりますが、良いプロジェクトのICOは、増幅された欲望の中でホワイトリスト確保することがさらに困難になるでしょう。そして、詐欺の被害にあった話をおそらくたくさん耳にすることになるでしょう。
結論としては、この大きなうねりのような業界に参加することは素晴らしいことですが、安全かつ簡単なお金のやり取りができる状態には程遠いことを覚えておいてください。