幸せとは何かを考えるたびに、物質的なものと精神的なものとに区分される。物質的に満たされることはないと僕は考える。人間の欲望は限りなくあるからである。満たされたと思ったら、次に欲しいものが見つかるからである。
一方、精神的に幸せを感じ取れるのならば、これほど幸せなものはない。ただ、それだけで満足するのではなく、もっと向上心を持っていれば、幸せは際限のないものにある。どちらも、共通するものは、何かが足りないということである。
常に、何かが足りないという認識を持っていれば、逆説的に言うと幸せな状態にあるものだと感じる。周りから見れば幸せそうな人も、実は、物足りないということが考えられる。
これで十分だと考えてしまったら、そこで成長は止まってしまう。常日頃、幸せを追い求めていくことが肝心である。それは、まるで砂漠の中にあるオアシスみたいなもので、追いかけても追いかけても手に届くことはない。
社会的に成功を収めている人でも、満足はしていないと考えている。会社の成長を願ったり、売り上げのことを考えたりしている。満足したら、そこで会社の成長が止まり、従業員たちの生活にも響いてくる。
だから、僕も常に向上心を持って物事にあたりたい。エッセイも同じである。もっと、上手く表現できないのかとか、面白く書けないのかということで頭を悩ませている。ここで、これでいいやと考えたら、エッセイもありきたりなものになる。
それだけは、避けたいので常日頃から、表現の仕方や面白いエッセイを書こうと努力している。まだ、その努力の結果は表れていない。しかし、そのことを念頭に置いて書いていくうちに、上手に表現できたり、面白いエッセイを書けると考えている。
幸せとは、ちょっと足りない部分があり、それを追求することによって得られるものだと思っている。あなたは、今、幸せですか?