オーストラリアのケーキは、日本のケーキと全然違い、材料にバタークリームがたっぷり使ってあり、アイシング(icing、米語はfrosting) と呼ばれる甘いクリーム状のペーストで覆われています。甘ったるいものが嫌いな私は、そういうケーキは食べません。
ですが、このカフェのケーキはどれも日本で売られているようなケーキばかりです。
いちばん左の丸いケーキが「すだちケーキ」です。エクレアやタルトもあります。
ショーケースの中のすだちケーキの前方にある説明書きには、「Japanese sudachi」と書いてあります。「sudachi」と言っても日本人以外のお客さんには、「??」だと思いますが⋯。
お店のスタッフに聞くと、すだちを日本から輸入してケーキの材料にしているのこと。
お店のケーキの名前はほとんどがフランス語の名前なので、何と読むか分からないものばかりです。私の娘が高校でフランス語を習っているので、ケーキの名前を教えてもらいました。
ドーナツやクロワッサンもあります。
すだちケーキをオーダーしました。このケーキの正式な名前は、「LE JARDIN D’ÉTÉ」です。「Summer garden (夏の庭) 」という意味のようです。このお店の25周年記念の限定品とのこと。
いちばん上が緑色なのは、バジルが入っているからです。バジルとすだちがとても合います。これから暑くなるので、こういうさっぱりしたケーキがいいなと思いました。
こちらは「CHRISTINE (クリスティン) 」という名前のケーキです。フランス人の女性の名前から取ったそう。
回りがチョコレートムースで、中はクリームブリュレです。甘すぎず、とても食べやすかったです。
他にもブリオッシュ・バーガーやバケットのサンドイッチもありました。
去年の夏は、高知県のゆずを使った「Shikoku」という名前のケーキもありました。そちらも何度か食べましたが、ほんのり酸っぱくて美味しかったです。また復活するかも⋯とスタッフは言っていました。
ここのオーナーはフランス人のようですが、日本の柑橘類が好きな人かもしれません。
またこの夏、すだちケーキを食べに来たいと思います。
グルメ情報
Laurent Patisserie
Shop 1083/619 Doncaster Rd, Doncaster VIC 3108 オーストラリア
こちらの投稿は Tasteemのコンテスト
私のおすすめカフェ・スイーツグルメ店に 応募されたものです。