以前と比べて、インターネットの雰囲気がよりフレンドリーになったと言えるのでしょうか

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画像ソース:Pixabay.com

インターネットを初めて体験したのは20年前ぐらいです。当時、友だちの家で、アメリカ人とチャットルームでメッセージをやりとりした時の国境のないバーチャルな世界の自由感を一生忘れません。現在と比べて、20年ほど前、世界のネットの普及率が低くて、ネット人口もそれほど多くありませんでした。当時、ネット民の中で、IT系や新技術の愛好者が多く、独特な雰囲気がありました。

SNS時代の前は、チャットルームや掲示板を利用し、匿名やニックネームで投稿していたにもかかわらず、悪口や侮辱的な言葉がほとんどないし、とてもフレンドリーな雰囲気でした。しかし、パソコンやスマホの普及で、この20年間、ネット人口は爆発的に伸びて、ネットマナーに悪影響を及ぼしてしまいました。現在、「ネットマナー」や「ネチケット」という言葉はあまり使われていないと思いますが、個人的に、社会の礼儀作法と同じ重要性を持っていると思います。

先日、マイクロソフトは、ネットマナーのレベルを示す「ディジタル・シビリティー・インデックス」(以下DCI)という調査の結果を発表しました。その調査によると、昨年、ネットのDCIは66となったとのことです。簡単に説明すると、昨年、ネットで無礼な行為に遭遇する可能性は66%でした。ここ数年で、ネットマナーのレベルが上がっているそうですが、まだまだ改善するところも多いようです。

現在、インターネットはアフリカの国など後発の発展途上国に進展しているので、ネット人口がさらに増えます。もしかしたら、その状況の中で、ネットで居心地の良い雰囲気を作るために、ネットマナーやネチケットを再導入する必要が出てくるかもしれません。

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