スティミアンの皆さんこんばんは。
今日はお友達のイラストレーションや絵本の個展と彼女の大好きな人の歌とのコラボレーションの場へ行って来ました。
彼女にはコワーキングスペースを始めるにあたり、ロゴを考えてもらい名刺を作ってもらい。
子どもが高校卒業まではひきこもって仕事してたのよ。とはにかんで言う笑顔の可愛らしい方で。お仕事がキッカケでしたが一時はちょくちょく一緒に行動したり、応援してもらったり、応援したりとしていたのですが考えで違う所もあり、それとなく疎遠になって数年。
彼女がもうこの世にいないことを知ったのは
名もなき池から南へ10数キロの友達のカフェででした。ちょっと人見知りな、恥ずかしそうに笑う顔がもう見られないと思うと、1年くらい前に名刺が切れるので追加をお願いしようと連絡したときにもっと連絡とれば良かった。なんでつながらないから諦めたんだろうと思いました。
色々な思いがぐるぐるしつつの今日。
彼の語る彼女は、知っている以上に可愛らしい女性でした。
夢も諦めかけていたのかな。でも彼のお蔭で絵を描くことに熱をもったのに。
その矢先に死んでしまうなんて。
きっと天国に逝ったろうけど、彼の言う通り心残りはあると思う。
絵本の原画の色は彼女の大好きな色鉛筆が使われているのかな?
ポストカードやキャラクターのデザインには色が踊っていて。
「あたしってね、色鉛筆が好きなのよ。小さいのがなかなか捨てられなくて」
自宅に初めて招いてもらったとき仕事場に入れてもらって見せてくれたちび色鉛筆のこと、忘れていなかったのに自分でもびっくりしました。
撮影は憚られたので作品は撮影していません。
彼の声は悲しみと未来へどう目を向けるのか迷いのさ中の叫びに聞こえました。
素敵な声に後悔と不甲斐なさと幸せだった日々と大事にしたい気持ちがすべて混ざって乗っかっていて、胸に迫る歌ばかりで目からこぼれるものを堪えるのに必死でした。
こんなに優しく大切にされていた彼女は幸せだったんだなぁ。
自分が死ぬとき、こんな風に泣いてくれる想ってくれる人が横にいた彼女が少し羨ましくもあり。
沢山の想いを伝えてくれた個展とライブに感謝です。