【再受験】今から京都大学(人間健康科学科)に入る方法(2017年9月2日)

対象者

  • 地方国立大学(私は筑波大学でした)に4年間くらい通っていて、
  • 高校の勉強は忘れてしまったけど、
  • 大学の授業は割と真面目に受けている。
  • (いろんな授業に潜っているとなお良い)

みたいな人を想定しています。

今から間に合うのか

  • 私は、2016-07-26から勉強を始めました。
  • 1ヶ月ちょっと遅いですが、私は失速したこともあるので、たくさん勉強すればまだ間に合うと思います。

2018年度センター試験出願

  • 2017-09-01から配布開始
  • 大学でも配布しているらしいですが、私は郵送してもらいました。
  • 郵送受付は2017-09-29まで
  • 検定料払込は2017-09-01から2017-10-06
  • 出願は2017-09-26から2017-10-06
  • 試験は、2018-01-13, 14

センター試験の会場

  • センター試験願書の「現住所」は住民票の住所と一致している必要はありません。
  • 実家を現住所にすると、かなり遠くの会場になることは経験上分かっていました。
  • 徒歩圏内に大きな国立大学があれば、たぶんそこが会場になります。
  • 2017年度試験の試験場一覧はこんな感じだったそうです。

在学している大学における手続き

  • 国立大学では、受験許可願を出す必要があります(私立は分かりません)。
  • これは重複して在籍することを防ぐ目的のようです。
  • たぶん担任や、研究室に所属しているなら指導教員と面談することになります。
  • とりあえずセンター試験だけ受けるなら受験許可願は必要ないと思います。
  • 休学するなら休学願が必要です。
  • 退学する場合は、合格後は退学願を出す必要があります。

高校の書類

  • 高校の卒業証明書・調査書(または調査書を発行できない旨の証明書)が必要です。
  • 卒業証明書は最低3枚(センター出願、京大出願、京大入学)
  • 調査書(または調査書を発行できない旨の証明書)は最低1枚(京大出願)
  • 調査書は保管期限があります。私は卒業後7年半経っていたので、調査書を発行できない旨の証明書をもらいました。調査書より手間がかからないので良かったです。調査書は昔の担任や進路担当に連絡を取る必要がありますが、調査書を発行できない旨の証明書は事務で即時発行ができます(高校によるかも)。

大学の書類

  • 成績証明書と受けた授業のシラバスを保管しておいてください。
  • 京大では、それを入学前に提出して、5月中旬頃に単位認定が行われます。
  • 国立大学在籍者で、退学する場合は、退学許可書をもらって、京大に提出する必要があります。

2次試験出願

  • 人間健康科学科は2017年度入試から、定員を減らしました。
  • センター足切りも、定員の5倍で実施だったのが、3.5倍で実施になりました。
  • センター試験は真面目に対策しなければいけません。
  • 定員などは変更される可能性があります。12月上旬に募集要項が出るので確認してください。
  • 選抜要項は既に出ています。
  • 出願はセンター試験1週間後くらいです。
  • 2017年度入試では、センター試験が2017-01-14, 15 にあり、京大に出願したのが2017-01-23、受験票が届いたのが2017-02-09でした。
  • 京大は2017年度入試から、インターネット出願になりました。
  • PDFで募集要項を読み(印刷もできる)、専用のフォームから出願。検定料はクレジットカードやコンビニから振り込むことができます。

ホテル予約

  • 京大生協の受験宿泊が2017-09-06 9:00 から始まります。
  • 最大のメリットは、京大生協がチャーターしたバスやタクシーで送ってもらえるので、電車やバスの遅延を心配する必要がないことです。京都に来てから、京大周辺にも小さな古民家風の宿はたくさんあることが分かりましたが、大きなホテルは京大近くにはありません。だいたいのホテルは七条や烏丸にあるので、ちょっと移動が面倒です。
  • エアコンの設定温度を調整できるか、加湿器はあるか、電気スタンドはあるか、などが書いてあるのも良いです。
  • 神経質は人(私)はエアコンの設定温度を調節できるかどうかは重要だと思います。
  • 私は七条駅と京都駅の間くらいの天然温泉花蛍の湯ドーミーインPREMIUM京都駅前というホテルにしました。
  • ドーミーインは人数がそれほど多くないのでタクシーでした。
  • エアコンをつけなくてもかなり暑かったです。部屋ごとにエアコンはあるけど、全館の空調が効いているようです。冷房入れようかと思いました。部屋には浴槽はなくシャワールームでしたが(温泉は入りたくない)、バス・トイレ別でトイレはウォシュレットつきで良かったですね。1階にローソンがあります。毎日2本ミネラルウォーターが置いてあるのも地味に良かった。
  • 浪人時代(2012年度入試)では新・都ホテルを使ったと思います。こちらは人数が多いのでバスでした。
  • ホテル探しを自分でする必要がないのもメリットです。また9月の段階で来年の2月の予約が取れるところは少ないと思いますし、忘れているうちに安いホテルはどんどん埋まっていくと思います。
  • 夜にコミュニケーションルームが開かれて、京大生協所属の2,3回生とお話ができます。私は人と話すのが苦手なので行くもんかと思ってましたが、何を思ったのか2日連続行きました。たまたま人間健康科学科の先輩がいて、タクシーも一緒で、合格後に新入生歓迎会で再会できて最高でした。
  • 受験終了翌日、アパート探しをした方が良いと思うので、2日目の夜も泊まった方がいいと思います。

センター試験対策

2020年度からの大学入学共通テストについて

  • よくわかりませんが、知識があやふやな人間にとって、一部記述式になるのは嫌なので、2019年までに大学入った方が良さそうです。

問題集

  • 最初は過去問を買いました(安い・1冊で25年分くらいある)。
  • しかし、学習指導要領がたびたび変わるので、出題範囲が違う年度はやる気が起きません(特に数学・理科・倫理政経)。
  • 駿台・河合・代ゼミ・東進・Z会などの2018年度用予想問題集をおすすめします。1冊で5年分くらいしか収録されていませんが、あまり大量にやる必要も無いと思うので。

時間を測る必要はあるか?

  • Yes or No です。
  • 最初はやる気も湧かなかったし、知識も無かったので、ゆっくりやりました。
  • しかも大問1個だけとか。
  • 直前(12月)になったら時間を測った方がいいと思います。
  • 数学が時間内に解けることはありませんでした(人によっては楽勝らしいですが)。

1日目の夜に採点しない方が良いのか

  • 私は採点しました。

映像教材

社会(倫理、政治・経済)

  • 社会は、たぶん倫理政経が一番楽です。
  • 参考書を読むのもありですがおすすめはしません(『聴くだけ 倫理、政治・経済』(2376円) を一通り聞きましたが、あんまり得点には結びつきません)。
  • 予想問題の大問を1つ解いて、解答・解説を読んで覚える、を繰り返すのが楽かと思います。
  • わからなくても適当に解けるし、やってて楽だったので、倫理政経の過去問を一番たくさんやりました。息抜きに倫理政経。

国語

  • 国語は集中力が必要なので地獄ですね。
  • 論説・小説は集中さえすれば解けると思います。
  • センター古文は長いし難しい(京大の方が簡単)ので、最悪ですね。
  • センター漢文も嫌でしたね(京大は漢文は出ない(たまに古文に1行くらい入ることはある))。
  • 高校・浪人時代は古文単語帳やってましたが、苦痛なので再受験時はほとんど読んでいません。
  • 注と設問・選択肢を読んで、どんな内容なのか予想して読みました。完全にフィーリングでした。漢文も同様です。
  • 個人的に解く順番は、論説→小説→漢文→古文です。
  • 一応、「ロジカル記憶 古文単語」というAndroidアプリはちょっとやりました。
  • 去年はリリースされてなかったのですが、「mikan 古典単語」(Android, iOS) がありますね。たぶんこっちの方がおすすめです。

英語・リスニング

  • 英語はできると思います。

数学IA

  • 古い人間は、「データの分析」という単元を知らないと思います。
  • 数理哲人が、学びエイドというサービスでデータの分析を含めて、センター数学全単元を解説しています。
  • 学びエイドは、確か無料で1日3つまで動画が見られます(1日3つ見られれば十分だと思いますが、有料会員は月額900円です)。
  • 選択問題の図形(大問5)が、メネラウス・チェバ連発で、次々に直線や円が追加されて図がごちゃごちゃになるし、こんなに難しかったっけ?って思ったんですが、がんばってください(諦めました)。
  • 解く順番は、大問1(2次式・論理)→大問2(簡単な図形・データの分析)→大問5(難しい図形)の半分くらい→大問3(確率)でした。
  • 4番の整数問題は、2012年度にはなかった気がします。ユークリッドの互除法を理解しているといいらしいです。これも学びエイドで勉強してください。

数学IIB

  • 選択問題に確立・統計が入っています。
  • 選択問題は数列・ベクトルを解く人が多いと思います(私もそうです)。
  • 数列は頭がごちゃごちゃしてくるので最後に回しました。
  • 解く順番は、大問1(三角関数・対数関数)→大問2(微積分)→大問4(ベクトル)→大問3(数列)でした。
  • ネットを見ていると、確率・統計の知識があるなら、そっちの方が速く解けるよ、ということらしいので得意な人はそうしてください。

理科(物理)

  • 生物・化学選択なので、受けてません。
  • 物理は苦手です。高校・浪人時代は物理・化学選択でしたが…

理科(生物)

  • 理科は2時間連続ですが、1時間経過後に回収が入ります。
  • 早く終わる科目を1科目目にすべきです。化学より生物が簡単だと思うので、生物を1科目目にしました。
  • 生態と環境・系統と進化は、高校で勉強しなかった(生物1、今で言う生物基礎しかやっていなかった)ので苦手でしたが、予想問題集をたくさんやれば、なんとなくできるようになります。
  • 解く順番は順番通りでした。

理科(化学)

  • 無機化学が何も覚えてないので大変でした。
  • 前半の計算問題が結構大変なのですが、記憶力が問われる無機化学などを最初にやって悩んで時間を使うよりは、順番通りに配点の大きい計算問題からじっくり始めるのが良いと思います。
  • 気体の状態方程式とか、熱化学とか結構難しくないですか?
  • 無機化学、細かいことは諦めるとしても、金属イオンが混ざった液体から沈殿させたり、色を見たりして、金属イオンを分離する問題だけはできるようになった方がいいです。
  • 有機化学は大学で結構やっていたのでそれなりに覚えてたんですよね。

2次試験対策

以下、書いてある配点は全て人間健康科学科のものです。他の学科は配点が異なります。気をつけてください。

合格者最低点

  • 有志の方が合格者最低・平均・最高得点率を記録しています。
  • 人間健康科学科は、京大のなかで合格者最低得点率が最も低いです。
  • 2017年度は51.72%でした(1000点満点中517.2点)。
  • 2016年度以前は、看護・検査・理学・作業の専攻ごとに分かれていますが、だいたい50-60%です。
  • 60%近い得点率のときは、センター試験の比重が大きかったそうです。今は2次試験の比重が大きいので、50%強が続くと思います。
  • 1000点満点中、センター試験が250点、2次試験が750点です。
  • センターで220点/250(88%)くらい取れるとしたら、2次試験で330点/750(44%)とれば、合計550点になります。たぶん合格者最低点は超えると思います。

2次試験勉強方法

  • 2016-07-26 から始めたのですが、まずはできそうな科目の過去問を解いてみるといいと思います。
  • 私は参考書で1から勉強するのが嫌だったので、過去問しかやっていません。
  • まずは生物の過去問を解き始めました。
  • 本当はまず物理をやろうとしたのですが、無理なことが分かったので、生物をやってみようかと思いついたわけです。
  • どの科目も参考書で1から勉強したらとてもやる気が続かないので、過去問が解けるレベルに達していなくても過去問をやります。
  • 過去問が解けない、解説が理解できないという場合は、映像教材を使うという技があります。

時間は測るべきか

  • 私は測っていません。
  • 1科目まるごと解くと、もの凄い量で疲れます。
  • 時間を気にせず、生物の問題を解くのは、結構楽しかったのです。あまり計算をする必要も無く、毎日新しいことが学べたので。これに時間制限をつけると苦痛になってしまいます。勉強はやることに意義があると思うので、勉強を嫌にならないように、苦痛は避けます。
  • 大問1つだけ解いて、じっくり解答・解説を読むことを繰り返しました。
  • 模試のときに時間内にどれくらい解けるか試せばOKだと思います。

解いた問題をファイリングしました。

  • 私は、過去問(青本)を裁断・スキャンして、A4用紙に印刷していました。
  • 解答もA4コピー用紙に書いて、問題・解答と一緒に、32ポケットのファイルに保存していました。
  • 見直すこととか絶対にないのですが、ファイルがどんどんたまって自己満足感が高まります。裁断は別におすすめしませんが…
  • 赤本は解答・解説が詳しくないので、青本をおすすめします。25ヶ年の赤本を買うよりは、青本(5年分しかない)を中古(Amazon, ヤフオク, メルカリなど)で5冊買う方がいいと思います。

映像教材について

  • スタディサプリ
    • 月額1000円
    • 京大の過去問は、国語・数学・英語のみ(理科はない)
    • 過去問じゃなければ理科もありますが、大量なのでおすすめはしません。
    • 数学が50問あるのでおすすめ。ただ髭のおじさんのしゃべり方は嫌い。
    • 入試が終わったら退会を忘れずに。
  • 東大合格ネット予備校
    • 検索したけど見つからなくなってしまった。
    • 数理哲人(仮面をつけてる人)の東大数学の過去問解説が、確か2000円で30日間、5000円で90日間くらい見られるので良かったのですが…あまりに安かったor人が集まらなかったので閉鎖してしまったのかもしれません。
    • タブレットに書き込んでいくスタイルで板書と比べると分かりにくかったです(ページをめくってしまうので)
  • 数理哲人の闘う京大数学のDVD
    • 数理哲人はかなりのDVDを出しています。
    • 公式サイト(プリパス)ではDVDのまとめ売りをしていて、一式10万円とかするので、一切おすすめしません。
    • 「数理哲人の闘う京大数学2010年」などがAmazonの中古などで2000円くらいで売っています。
    • 一式タダでお譲りすることもできます。持っているのは、京大2010,2011, 東大2010,2011, 阪大2010,2011です。受験生のみで転売屋はお断りします。
    • 板書なので分かりやすいです。DVDなので画質は微妙。
    • ダウンロード版で京大2013,2014, 東大2014も見ましたが、こちらは音質が酷かったです。出版社ではなく個人で録音したのでしょう。
  • Youtuber

国語(150点)

  • 大問が3つです。評論・評論・古文か、小説・評論・古文。
  • 書く量が多いです。ただし最近は減っている傾向にあるらしく、2017年度は特に少なかったです。
  • 私はそもそも問題を解くことが嫌いなので、まず最初は、とにかく答えをでっち上げる訓練をしました。時間はいくらかけてもいいので、全ての問題を埋めてから、解答解説を読むという訓練です。
  • 古文は、センターと比べると、非常に短くて、内容も簡単です。あまり昔の文章ではないからだと思います。良い学習態度ではないですが、単語の勉強はせずにフィーリングで読みました。
  • 何を書いていいか分からない人は、映像教材として、スタディサプリの京大国語の過去問をおすすめします(月額1000円)。
  • 解く順番は、古文→評論→小説でした。
  • 答案用紙上部に、狭いですがメモ欄があるので、まずは日本語がおかしくてもメモを書く訓練をしました。

数学(200点)

  • 大問が6つです。
  • 複素平面が出るので、習っていない人は、映像教材などで勉強すると良いです。過去には行列で解ける問題もありましたが、2017年度の複素数は、複素数として解くしかない問題でした。しかも第1問。
  • 確率漸化式を解けるようにしましょう。2017年度第6問の確率漸化式はサービス問題だったとみんな言っていました(私は白紙でしたが)。
  • ベクトルは簡単なことが多いです。
  • 数学は、B4用紙の左半分が解答欄、右半分がメモ欄です。これが6枚配られます。メモ用紙に数学的に間違ったことを書いても減点されないので、とにかく分からなくてもメモ用紙に何かしらメモを書いて、ぐちゃぐちゃ計算する、という訓練をしました。
  • 数学が苦手な人は2問くらい解ければいいと思いますよ。
  • 解説が読めないくらい数学が苦手な人は映像教材を使ってください。

英語(200点)

  • 読解(ほぼ和訳)2問と、英訳1問、自由英作文1問。合計4問です。
  • 基本的に和訳と英訳ができればいいので、京大の仲では一番楽な科目です。
  • 高得点を狙いましょう。
  • 英語もメモ欄があるので、最初はメモ欄に書いて、後で清書すると、きれいな訳になって高得点が狙えると思います。
  • もし英単語の勉強がしたければ、mikanというアプリがおすすめです。

理科(200点)

  • 理科は3時間連続で、センター試験と違って途中で回収がありません。
  • 自分で時間配分を決めることができます。
  • 物理・化学を選ぶ人が圧倒的です。
  • 物理は高得点が狙いやすいらしいです。2017年はとくに物理がやさしくて80点以上取れた人が続出したという噂があるそうです。
  • 一方、生物は文章の記述が多いので、色々減点されて、高得点が狙いにくいそうです。ただ物理と違って全く理解できないということはないので低得点にもなりにくい、安全な科目だと思っています。
  • 化学は最近大変難しいです。とくに2017年度は難しかった。大問1,2の理論化学は白紙です。大問3(有機化合物の構造決定), 大問4(高分子)だけ解ければいいんじゃないですかね…
  • もし物理も生物も得意だという不思議な人がいれば、生物・物理で受験するのは有利かもしれません。
  • 個人的には、生物を最初に90分で解いて、化学を後半90分で解くのがおすすめ。
  • 理科は、国語・数学・英語と違って、答案用紙に下書き欄がなく、問題用紙にもほとんど余白はないので、メモに困ります。自分の解かない科目の問題・答案用紙の裏表紙などを使うと良いです。

生物

  • ほとんど記述なので、最初はいくら時間がかかってもいいので、答えをでっち上げる。全部埋める。という訓練をしました。でたらめでも全部書いてから解答・解説を見ると解説が頭に入ります。
  • たまに遺伝の計算が出ます。2017年度は出なくて良かった〜〜〜〜
  • 遺伝子工学的な実験を題材にした問題の宝庫です。大学入学後に役に立ちそう。面白いので時間を気にせず趣味のつもりでやるのがおすすめ。
  • 順番は順番通りでいいと思います。

化学

  • 大問1、大問2は本当にやめていただきたい…
  • しかし、ただの知識問題が混ざっていることがあるので、めざとく見つけて答えを書いておきましょう(小問1問目ではなく、中途半端な位置にある)。
  • 解く順番は、大問3→大問4→大問1→大問2でした。

部屋探し

  • 京大生協で部屋探しをするのはおすすめしません。対応する学生は部屋探しの素人ですし、かなり混雑するらしいですし、物件は少ないです。
  • あらかじめHome'sなどでよさげな部屋を探しておくといいです。息抜きになります。
  • 入試の翌日に不動産屋に行って、いくつか内観するのがおすすめです。
  • 入試の翌日は意外と人がいないです。開店直後ならガラガラでした。
  • 私はハウスネットワークに行きましたが、たぶん大手のアパマンショップがおすすめです。
  • 合格発表前予約をしてくれるかどうかは、物件のオーナーさん次第です。合格発表前予約を扱っている不動産屋でも全ての物件が対象ではありません。基本的にできないと思った方がいいです。
  • なので、いくつか優先順位をつけて部屋の希望を出しておいて、合格発表の瞬間に不動産屋に電話して契約するのが良いです。私は家族とヤッターって叫びつつ不動産屋にダイヤルしました。
  • 人間健康科学科に行く人は、神宮丸太町駅周辺をおすすめします。百万遍の方に住む人がなぜか多いですが。1回生のときは吉田南エリアに行くので、徒歩15分くらいかかってしまいますが、2回生以降は徒歩5分くらいで行けます。京阪電車に徒歩5分以内でいけて、三条の繁華街が徒歩圏内で、カフェ巡りが捗ります。まともな部屋に住むには5万円前後必要です。東京に比べると安いですが、つくばは3万円(相場は4万円くらいか)だったので、ちょっと親が嫌な顔をします。

引越

  • だいたい3月15日から4月10日の引越はおすすめしません。
  • 料金が3倍になり、あらゆる割引が無効になります。
  • 東京から京都くらいの距離だと、単身用のキャスター1つで済むような小容量でも15万、既に一人暮らしをしていて、結構荷物が多い人はファミリーパックとなり30万は覚悟してください。
  • ハート引越センターは30万でしたが、アリさんは40万、アートは50万でした。
  • 退学届を出さないといけない人は担任面談などでどうしても引越が遅くなってしまうことがありますが、うまく先生と相談するか、引越業者に見積もりの電話をかけまくって、新幹線で往復してでも安くなるか計算するなど、がんばってください。

人間健康科学科に入りたい人へ

  • 2017年度入学者から、検査技術科学専攻(正確には総合医療科学コース)は、全員が国家試験の受験資格を取れるわけではなくなりました。希望制になり、定員を上回ったら成績で選抜されます。
  • 逆に、国家資格が要らないという人は、必修の授業(特に実習)がかなり減る(3回生の最後に行われる臨床実習もなくなる)ので、楽かもしれません。
  • しかし、医療系の大学の先生になりたい人は、応募条件として国家資格を持っていることがよく要求されます。理学部生物学科などに応募先が限定されることになります。
  • 看護・理学・作業は全員が国家試験の受験資格を得られます。
  • 1回生の夏休みに2週間、早期病院実習があります(必修)。患者さんに付き添う(2,3時間くらい)実習があるので、人と話すのが苦手な人は地獄です。

私の得点

一体お前はどのくらい取れたのか、と思うかもしれません。参考にしてください。

センター試験

  • 倫政 86/100
  • 国語 181/200
  • 英語 192/200
  • リス 48/50
  • (英・リス200点に圧縮して 192/200)
  • 数1A 88/100
  • 数2B 72/100
  • 生物 94/100
  • 化学 82/100
  • 合計 795/900 (88.3%)
  • 圧縮すると 220.25/250

2次試験

  • 国語:73.5/150
  • 数学:63/200
  • 英語:136/200
  • 理科:120/200 (理科は合計点数しか出ません)
  • 合計:392.5/750 (52.3%)

合計

  • 612.75/1000 (61.75%)

過去のセンター試験

  • 2012年:757.6/900
  • 2011年:689.4/900
  • 2017年は奇跡的に良かったことが分かります。

模試

  • 第2回京大オープン(河合)か京大実戦(駿台)のどちらかは受けた方がいいと思います。
  • 第1回は終わってます。
  • 私も第1回は受けてません。
  • 2017年2月に行われた京大本番プレテストも受けました。受けなくても良いとは思いますが…

第2回京大オープンの得点

  • 国語:57/150
  • 数学:55/200
  • 英語:130.67/200
  • 生物:39/100
  • 化学:22/100
  • 合計:303.67/750
  • 実際のセンターの得点(220.25)と合わせると、523.92/1000
  • これで人間健康科学科だとA判定になります。他の学科だとD判定になったりする(河合はDが最低。駿台はEが最低)。

京大本番プレテストの得点

  • 国語:76.5/150
  • 数学:10/200
  • 英語:141.33/200
  • 生物:45/100
  • 化学:30/100
  • 合計:302.83/750
  • 実際のセンターの得点(220.25)と合わせると、523.08/1000
  • 数学を解かずに、映像ばかり見ていたので解けなくなりました。

私の勉強量

どのくらい勉強すると合格するのかは気になるところだと思います。ほぼ過去問onlyなので、勉強量を把握するのは簡単ですね。

  • 国語:京大14年分
  • 英語:京大14年分
  • 数学:京大約7年分、東大約13年分、阪大2年分 (文系数学も含む)(スタディサプリや東大合格ネット予備校で1問ずつバラバラに解いた問題もあるため、正確に何年分とはいえない)
  • 生物:京大20年分、京大実戦模試6年分、東大3年分、他大学10年分
  • 化学:京大20年分、京大実戦模試6年分、東大3年分、他大学4年分

まとめて書くと多そうですが、1日あたり、大問1つを2,3科目くらい(なので1科目分にも満たないことが多い) + センター試験を1科目くらいです。時間をかけても埋める…という風にやるので時間がかかります。

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ウェーイ(これは自慢です)w

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