Wes Anderson (ウェス・アンダーソン) は長編よりコマーシャルがおもしろい!!

どうも、kikoyamadaです。


今回はWes Anderson (ウェス・アンダーソン)の手がけた、
オススメのコマーシャル・フィルムを紹介したいと思います。

ウェス・アンダーソンってだれ。

ウェス・アンダーソンは『ダージリン急行』、『グランド・ブダペスト・ホテル』などで有名なアメリカの映画監督です。
一枚一枚端正にきめた可愛らしいショットを、テンポよくコミカルに繋いで魅せていく作風に定評があります。

最近は特にその評価を確実にしてきている感があって、いまやアメリカを代表する映画監督のひとりと言っても過言ではないでしょう。

日本でも彼のファンは多く、最新作のストップアニメーション・フィルム『犬ヶ島 (Isle of Dogs)』の舞台が日本ということで、既に話題となっています。



そんな彼、実はコマーシャルも多く手がけていて、そのなかにはただのコマーシャルにおさまらない、秀逸なショート・フィルムといった出来ばえのものがあります。長編に比べて知名度はありませんが、だからと言って見過ごすのはもったいない一品ばかり。


そこで今回は、そんな彼の珠玉のコマーシャル・フィルムを一緒に見ていきましょう!


1. PRADA

PRADAのために手がけたショート・フィルム。

アメリカ人レーサーがレース中に"Castello Cavalcanti "というイタリアの小さな村で事故るんですが、その村から出るためのバスを待つ20分のあいだに、結局そこに馴染んでしまいます。それだけの話なんですが、これが見ていて楽しいんですね。
(英語字幕がつけられます。)

2. H&M

H&Mのクリスマス広告のために手がけたショート・フィルム。

列車が機械トラブルにより11時間半(!)遅れるため、車掌がそのおわびにクリスマス・ブランチを提供するという、おわびが損失に全然釣り合ってないお話。4分弱の内容ですが、ウェス・アンダーソンの魅力がぎゅっと詰まった作品です。
(日本語字幕がつけられます。)

3. SoftBank

ソフトバンクのために手がけたCM。

ブラッド・ピットがどこかの田舎町でコミカルな演技を見せています。これは日本でも放送されていたので、見たことのある方もいらっしゃるかもしれません。

4. American Express

American Expressのために手がけたCM。

ウェス・アンダーソン自身が出演していて、その仕事ぶりをパロディにしたかのような作品になっています。最後のクレーンはわりと怖そうに思えるんですが、そんなことには少しも動じる様子を見せず、彼は飄々とキャッチコピーを放ちます。
(英語字幕がつけられます。)

5. PRADA

またもやPRADAのために手がけたCM。

1分ほどのCMが3エピソードあるという構成で、レア・セドゥをふたりの男が取り合っています。
フランス語なので正直何言ってるかわかりません。が、それでも見ているだけで楽しめちゃうのがウェス・アンダーソンのすごいところ。
(ロマン・コッポラとの共同監督。英語字幕つき。)

短くてもええなぁ。

いかがだったでしょうか?

どれも可愛くて洗練された画面で、どこで止めても額縁に入れて飾れそうです。

そんな彼の最新作『犬ヶ島 (Isle of Dogs)』は本国アメリカで2018年4月に公開予定。
日本での公開はまだ未定ですが、ウェス・アンダーソンは日本でも人気があるので、そんなに先にはならないはず。

それまで公開を気長に待ちましょう!


ではでは

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