『パパは脳研究者』を読んでいます

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ひょんなことから池谷裕二著『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』を読み始めました。

子育て本やエッセイは母のすすめで時々読んでいましたが(特に川上未映子著『きみは赤ちゃん』や山崎ナオコーラ著『母ではなくて、親になる』はいずれも大爆笑でした)、今回はママ友さんから。男の人が書く子育て本を読むのははじめてです。

池谷裕二さんの著作は昔何かを読んだはずなのですが、Amazonで記憶と一致するようなカバーが見つからず・・・それはさておき。

内容はというと、池谷さんの長女の成長過程を一ヶ月ごとに4歳になるまで脳の成長や脳科学の小話を交えて記録したエッセイ集で、とても読みやすいです。はじめの方ではもう過ぎてしまった時期をこういう風に楽しめばよかったんだなあなどと少し反省したり懐かしく思ったり。これからの時期について書かれた部分はふむふむといい予習になっています。

私は世にある「お母さんのオキシトシンが〜」みたいな科学っぽい解説は結構苦手なのですが(理系出身なんだけどな)、そういう解説もあるものの嫌な感じではないんですよね。実際の子育ての試行錯誤を交えた著者の視点で書かれているからか、赤ちゃんを理解する手がかりになるところが読んでいておもしろいからなのか、楽しく読み進んでいます。心なしか赤ちゃんともまた少し仲よしになれた気がします。

この本は去年の夏に出版された本なのですが、まだ赤ちゃんとの生活に慣れず一緒に泣いたこともあった頃で、発売と同時に手にしていたらもうちょっと早くましな親になれていたかな。でも後悔先に立たず、これからよきサポーターになればいいか、この本と出会えてよかったなと思うのでした。

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