インフィニティウォーのアイアンマンスーツって技術的に可能なのか考える。

どうもメカメカです。

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僕マーベル映画大好きで、ひとつ残らずチェックしています。
次回作のアントマン&ワスプもめっちゃ楽しみです。
マーベルシネマティックユニバース(以下MCU)はキャラクターの活躍も面白いですが、ヒーローたちが纏うスーツも見逃せない要チェックポイントだメカ!
現代の技術をしっかりと考察して盛り込まれている点がたまらんメカ!
マーベルのスーツはどこか本当にそのうち出来てしまうかもしれない?と思わせる要素があって
技術者心をくすぐるメカね。

そんなわけで今回はアイアンマンスーツの考察するメカ。
しかも最終系。
完全な自己満記事になると思うのでよろしくメカ。
今までは鉄製でガチャガチャ着こむ感じでした。
ちなみにインフィニティウォー時点のアイアンマンスーツはナノテクノロジーによりあらゆる形状をとることが可能です。

着脱も滑らかでまさにスーツといった感じです。

これをすべて可能にする技術・・・ありました。
375px-Graphen.jpg
それがグラフェン。
グラフェンは生まれて間もない未知の素材です。

2010 年度のノーベル物理学賞は、2004 年に黒鉛のかたまりから単層のグラフェンシートを初めて分離し、その特異な性質の解明に努めた英国・マンチェスター大学の研究者アンドレ・ガイム(Andre Geim)氏とコンスタンチン・ノボセロフ(Konstantin Novoselov)氏に贈られました。
彼らは粘着テープで黒鉛の薄片をはさみ、そのテープを引きはがすという簡単な操作を繰り返すことにより、単層のグラフェンを得ました。

グラフェンの有名な特性を上げると
・海をきれいにろ過することができる。
・シリコンを超えた導電性をもっている
・強度が鉄の100倍以上、なのに柔軟性がある。
・銅の10倍の熱伝導性
・厚みが原子一個分
・ゆらぎにより無尽蔵の運動エネルギーを発している。

や、やべぇ、なんじゃこのチート素材は。
僕は技術屋なのでよく鉄とか加工してるけど、100倍の強度は絶対相手にしたくないメカ。
今まで研究が進んでこなかった理由に入手難易度が高いことに原因があったようだメカ。
最近はサムスン電子が高品質なグラフェンの量産体制を整えているようで、
これからのグラフェン普及は急速に進むといわれているメカ。
さて、特性を上げたところで、現実に使われている分野は何か?
というところに焦点を当てるメカ。
冒険家向け製品で知られるイギリスのアパレルメーカーのVollebak社の100年パーカー
ファッションメカね。

スクリーンショット (13).png

グラフェンでできているパーカー。100年着れるらしいメカ。

これを見ると信じたくなってしまうw
グラフェンの頑丈という特性、バクテリアが発生しても瞬時に分解してしまうのでにおいも発生しないメカ。
究極ともいえるパーカーだメカ!メカも欲しい!!
とはいえ、これはグラフェンの一部の性能でしかないメカ。
この頑丈さは有用だメカ!

さて、アイアンマンスーツの技術には常に問題点としてあげられる項目があったメカ。
それがエネルギー源だメカ。
アークリアクターと呼ばれる大出力エネルギーによってアイアンマンスーツは通常あり得ない出力を出すことができるメカ。
グラフェンはそこをカバーできるのか?
答えはグレーだメカ。
グラフェンは電気伝導性が高く、形状の変化にも対応できるメカ。
つまり、電気回路の伸縮が可能になり、配線という構造を取っ払うことができるようになり、
体の可動部に対しても電気を簡単に通すことが可能になるメカ。
問題はエネルギー源だメカ。
グラフェンは電気伝導性は高いけど、電気を生み出すような性質はないメカ。
だけど、無尽蔵に運動エネルギーは生み出しているようだメカ。
これは熱によってグラフェンが振動しているということだメカ。
目に見えないレベルでグラフェンは常に表面と裏面の凹凸の反転が起きているようだメカ。
この運動エネルギーを電気的エネルギーに変えることができれば人は無尽蔵のクリーンな
エネルギーを得ることが可能になるかもしれないメカ!
ちなみに太陽電池はシリコンベースで作られているが、グラフェンに変えると電気効率は20倍になるらしいメカ。(多分、理論値?)
これだけでもかなりやばそうメカね。

では、次に気になるところはアイアンマンを形作る構造をどうするかだメカ。
これはグラフェンとほぼ同じ性質のカーボンナノファイバーがナノロボットに転用できるのでは?と注目されているメカ。
マイクロロボットに独立系研究機関SRIインターナショナルの「マイクロファクトリー」を上げて置くメカ。

マイクロファクトリーは小さなロボット群を使って複雑な構造物を作成するメカ!
マイクロファクトリーの優れている点はロボット達が力を合わせることで3Dプリンターと同じような構造物を作ったり、頑丈な構造を作り出したりできるところにあるメカ。
この性質をスーツに転用すれば各部の構造を小さなロボット群で構成することができそうメカ。
ただ、人間台にした場合に構造を保てるかは謎だメカ。

うーん、多少無理はあるか・・・!
初めてメカっぽい記事書いた気がする。
今日はこの辺で失礼するメカ(・ω・)/

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