こんにちはZAPです。
最近またいろんなブログサービスに行ってきまして、「nemlogはALISを超えた!」とかいう記事をみたり、ALISの公式が「他のサービスと比べないでもらいたい」という発言を聞いたりいろいろあったので、あえて比べてやろうと思ったわけです。steemitについてはこんなに大きなサービスなのになぜか日本で全く話しが回ってこない(それを行ったらALISもですが)のですが、強力すぎるサービスなので書いています。
注意:
・書いていること全て「HPを見たりした僕の感想」であって、公式発表とは異なる可能性があります。でもうそは書きません。僕というフィルターを通した真実だと思ってください。
・今回はALISを褒める回です。
①note
noteは「誰でも簡単に創作物を販売できる世界」を作りたい。つまりは「コミケ」だ。
無料サンプルの配布は自由。値段設定も自由。手数料も良心的。(15~35%。決済方法や購読方法により変化)どんどん新刊が生まれるすばらしい世界。どうぞご自由に儲けてくださって結構です。ただし、「お前の作品が売れれば」な。
「誰でも簡単に創作物を販売できる世界」はほぼ完成している。
が、発生する創作物が多すぎてどれを見ていいのか分からない。そもそも本屋だって目当ての本があるから立ち寄るんだ。立ち読みで吟味している時間が楽しければそれでいいが、絶対に面白いのが読みたい人には現在の状況は使いにくい。また無料noteが圧倒的多数だし、無料noteは漫画だと1ページくらいしかないのが一般的なので、なんか見てると消化不良になる。それに無料なだけにやはりクオリティが圧倒的に低い。ピックアップもあるのだが、そもそも誰向けのピックアップなのかという問題があり、僕は食指が動かなかった。
要は組織だって販売していないので、焦点がぼやけてしまう。買う気がそがれる。
「本屋の平積みは大事だ」と逆説的に感じてしまう不思議。選択肢が絞られているからこそ見る気が起きる。
でもそんな世界はnoteは求めていない。かなり中立に近い立場。他の人が行った評価を公表し、規約に違反する作品の除外は行うが、それ以上はやらない。
「あなたに合うものはあなたが見つけてください。それが一番確実ですよね。」という思想の表明。これは人によっては自由ですばらしいともいえるし、人によっては苦痛な作業を強いられているともいえる。
②steemit
steemitは「金で情報を支配する世界」を作りたい。
それは、つまり今この世界の縮図そのものである。つまりsteemitは「もう一つの世界を作りたい」。steemit内の通貨を持つものに強力な権力=情報操作能力を持たせ、それをもって現実の金をsteemitに流入させばら撒くことで、steemitの人口を大きくする。そして現実世界への影響を大きくさせ、更にsteemitに金と人を流入させていく。「すばらしい情報を発信した人に収益を与える」の「すばらしい」の意味がどういうことか。そこに対して人々がどういう反応を示すかでsteemitの運命は決まる。成功した暁に行き着く先はステルスマーケティングの胴元か。
結局のところは現実世界でも普通に行われている行為であるため、「steemitという企業が儲けるための画期的なシステムが発明された」ということに尽きるわけで、操作された情報が行き交っているというのは、実際テレビやネットでニュースを見ているのと何の違いも無い。
③nemlog
nemlogは「投げ銭の文化を浸透させたい」そして「nemを流通させたい」。
いたってシンプルな動機であり、それゆえに一番面倒な「マネタイズ」の方法を放棄しているので開発が早い。実際nemlogのマネタイズは投げ銭の手数料を送信手数料に上乗せして徴収しているのと、広告表示によって行われている。
実際のところ、記事の内容なんてどうでもいい。とにかく人が入ってくることが重要。これによりnemが動いてくれれば他のnem関係のサービス開発も活気が出るかもしれないし、興味をもってnemを購入してくれる人がいるかもしれない。だから雑でも何でもサービスを開始して人を大量に入れる必要があった。がやがやさせるのが目的なのでがやがやした。つまり盛り上がった。記事は順調に伸びている。投げ銭もされているようだ。万々歳だ。任務完了だ。あとはnemが息を吹き返すだけだ。
つまりこれからの機能拡張は単なるおまけだ。
④ALIS
ALISは「人間の個性を評価したい」。
ALISは研究機関だ。ブログサービスではない。人間の才能の発見方法を研究している。仮想通貨はその手段だ。目的ではない。無くたっていいが、あつかったほうが都合がいいだけだ。もっというと②をまねただけだ。
ゲームと現実で一番異なることは「ステータスが表示されない」ということだ。
ここに一人の人間がいたとして、その人の攻撃力、知力、語学力などは全ていわゆる「テスト」を通じて推理する必要がある。しかしテストは一人が、または一つの団体が絶対的な基準で点数を表示する必要がある。また、実際のところ計れる能力はかなり限られているし、テストで判定すること自体に大きな労力がかかる。しかしテスト以外で人間の能力を測定する方法は今のところほぼ存在せず、「テスト産業」は一大産業となっている。もちろん大学もそのひとつだ。
ではテストで評価できない、「才能」を評価することはできないか。「才能」が分かればその能力を使って、適した仕事を依頼することも出来る。その人も適したことをやったほうが楽しいだろう。win-winだ。問題は現在「才能」を評価する方法が無いだけだ。
そもそも「才能」とはなんだろうか。「才能=優れている点=みんなよりいい」ということだ。つまり「みんながいいと思うこと」だ。つまり大衆の支持を集めたものが「優れている」のだ。これは何か聞いたことがある。そうだ選挙だ。選挙は民衆が国の統治者を選ぶすばらしい方法のはずだ。しかしみんな、なぜか選挙に否定的だ。それは選挙が②になっているからだ。大きな見えない力が働いているからだ。
方法はあっているはずだ。しかし大々的にやると②になってしまう。だから大々的にやる必要は無い。そもそも大きな需要のある才能は発掘されている。ALISが欲しいのは「ニッチで隠れた才能」だ。そもそも需要なんて国民の%0.01が欲しがれば成立するのだ。
だから手始めに記事を書かせる。内容は何でもいい。何でもいいが、それだと焦点を絞りきれないので「仮想通貨」に限定する。ジャンルは人が増えたら開放すればいい。その記事を読み手に評価させ、その評価をもって才能を分析する。評価が高い者を公式で発表し、大々的に宣伝する。それまでに記事で実績があれば、いろんな企業や個人から依頼が来るはずだ。
あとは、民衆がきちんと意思を持って評価するのかという問題だけだ。そうだな、とりあえず②と同じ方法でそれをゆるくしてやってみる。(ALIS内通貨をあまり所持していなくても、一定の評価を与えられる)それで上手くいかなかったら、そのときはそのときだ。
・・・ってことがWPに書いてありました。大分違約しましたが。つまり
・ALISは志が高い
でも
・ALISは志半ば
・他のサービスはやりたいことがすでに出来ている
という状況です。果たしてオープンベータは上手くいくのか。
ALISは民意が全てです。だから生き残って欲しい。