お茶の輸出は、幕末の開国から始まりました。
開国当時、お茶は生糸(1位)に次ぐ輸出品だったのです。
輸出と言っても、当初は横浜に商館を構える外国商人との売買でしたが、苦難を経てやがて直輸出となり、清水港はお茶の輸出で賑わうこととなりました。
その清水港のすぐ近くに当時の繁栄と歴史を知ることの出来るフェルケール博物館があります。
これは当時そのお茶の輸出用の茶箱に貼られたラベルで『蘭字』といわれるものです。
フェルケール博物館ではこの『蘭字』を数多く見ることが出来ます。
幕末の頃、この『蘭字』の制作は浮世絵師が負っていました。
いかにも日本を感じさせるものから、花鳥風月を描いたもの、輸出先の風物を描いたものとテーマは幅広く、現代の感覚で見ても決して古臭さは感じません。
でも、この素晴らしい『蘭字』、残念なことにあまり知られていないのではと思われます。
もっといろんなところで蘇るといいな…と思うのはお茶好き人間だけでしょうか…^^;
今のところ、見かけるのはこのくらい…
まだまださみしいですね。