人工知能に「接待将棋」はできない──羽生善治と石山洸が語る将棋とAIの進化
https://wired.jp/2017/02/14/habu-ishiyama/
WIRED 2017.2
以下引用
羽生 進化のスピードは加速しています。ぼくは棋士になって31年半ですけど、31年前はのんびりしていたのです。いま思うとすごく牧歌的な時代だったなって。それからネットができて、ソフトができて、データベースができて…と、目まぐるしく変わっています。さらにこの1年というのは、ちょっと信じられないくらいのことが起こっているというのが実感です。
羽生 たとえば「接待将棋」という、相手にうまく負けて喜ばせてあげるっていう研究を真面目に研究されている方もいます。接待将棋を指すのって、難しいのです。接待将棋は、基本的に相手の人がどれくらいのレヴェルで、どれくらいの将棋を指すのかを推測できないとできない。力を加減することはできるのですけど、あからさますぎてバレバレになるのですぐわかっちゃう。
AIに仕事が奪われる、みたいな話もありますが、ぼくの答えはいつも決まっていて、「接待ゴルフのような仕事は絶対なくなりませんよ」って答えるようにしています(笑)。
引用終わり
現在のAIの進化は恐ろしいスピードである。
羽生さんは、AIには接待将棋は無理だといっているが、本当にそうなのだろうか。
AIの基本は人間の思考を学習することにあると思うので、そのサンプルさえあればおよそ人間が考え、人間が行動することを、たくさんのサンプルを学習して論理的でなく経験則として学んでいくというAIには可能なことのように思う。