マルコの軌跡「Facebook全投稿分析レポート:マルコの思想・考え方と時系列の変化」

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おはこんばんはマルコです!
久しぶりの投稿になります。

皆さんAIは駆使してますか?
僕はブロックチェーンに全振りしてきてAIはあまり触ってこなかったんだけど、10月23日に日本でも使えるようになった「MUSE」を使ってみたらとっても簡単でしかも多機能、極めつけは無料で十分な使い方ができるってことで、いろいろ弄ってます。

さて、今回の内容ですが、そんなMUSEに僕のFacebookの全投稿から自己分析をしてもらったものです。

↓以下の指示で分析してもらいました

「Facebookの個人プロフィール、最初から今日までの全投稿を分析して、基本的な思想や考え方、およびに時系列ごとの活動や考え方の変化について詳細なレポートを作って」

かなり長いですが、マルコの思想や行動原理が赤裸々に載っているので、マルコってどんな人だろう?って興味を持ってくれている方は是非読んでみてね!

ーーーーーーーーーーーここから分析内容ですーーーーーーーーーーーー

冒頭:対象範囲・方法・注意点

  • 対象:本人のFacebook個人プロフィールのタイムライン投稿(全件が本人の投稿であることを確認済み)
  • 件数:4,520件(重複なし)
  • 期間:2011年11月15日〜2026年10月31日。Facebookの取得可能範囲の最初から今日まで全期間をカバーしている。2011年11月より前の投稿はFacebook上に存在しないため、それ以前については分析できない(ただし2013年12月20日の投稿で「昔イタリアで25万円クラブでボッタクリにあった」話に触れるなど、若い頃の体験への言及は投稿内に残っている)
  • 方法:
  1. 定量分析:全投稿の本文をスクリプトで集計し、年別投稿数とテーマ別キーワード含有投稿数の推移を測定
  2. 質的分析:各時期の長文投稿(本文250文字以上は全期間で約100件)および宣言的・思想的投稿を実際に読み、根拠として日付とURLを付記
  • 注意点:
  • キーワード集計は「その語を含む投稿数」であり、1投稿が複数テーマに重複カウントされる場合がある
  • 本文のない写真のみの投稿が881件あり、それらは内容判定の対象外(テーマ比率は本文のある投稿ベースの傾向として読んでほしい)
  • 本レポートで「〜と考えられる」と書く部分は投稿文からの読み取りであり、断定できない推測には (推測) と明記した

定量サマリー

年別投稿数

年投稿数年投稿数
2011122019916
2012402020314
20131252021245
20141982022248
2015288202382
2016324202480
2017441202542
20181,107202658

投稿量は2018年にピーク(全期間の約24%)を迎え、2019年も916件と高水準。2020年に314件へ急減し、2023年以降は年42〜82件と、ピーク期の10分の1以下に落ち着いている。発信量の変化自体が、活動様式の変化を物語る最大の指標である。

テーマ別キーワード含有投稿数の推移(主要テーマ)

前半(2011〜2018年)

テーマ20112012201320142015201620172018合計
ブロックチェーン・仮想通貨/Web300001165212660
中国・日中交流1591016272126144
ゲーム全般(後年はBCG/レトロ)000120628243
学び・セミナー・講師003225725108
お金・投資0000211921140
起業・ビジネス02617101331125
三国殺・ボードゲーム0041125722
タビジスト(語の登場)000000019

後半(2019〜2026年)

テーマ20192020202120222023202420252026合計
ブロックチェーン・仮想通貨/Web311138836726261812660
中国・日中交流165123200144
ゲーム全般(後年はBCG/レトロ)381643442221616243
学び・セミナー・講師437292100108
お金・投資2011221511873140
起業・ビジネス257595202125
三国殺・ボードゲーム1001000022
タビジスト(語の登場)311300009

読み取れる転機は明確である。

  1. 2016年→2017年:ブロックチェーン関連が1件→65件に跳ね上がる。テーマの中心が「中国・インバウンド」から「仮想通貨・ブロックチェーン」へ切り替わった年
  2. 2018年:投稿総量とブロックチェーン言及が同時に爆発。活動の全盛期
  3. 2020年:総量が3分の1に急減(コロナ禍)
  4. 2021年以降:総量は減るが、ブロックチェーン/Web3とゲームの比率はむしろ上昇。2025年は投稿42件中18件(43%)がブロックチェーン関連で、関心の純度は上がっている
  5. 中国テーマは2016年(27件)をピークに凋落し、2025〜2026年はゼロ。初期の活動の柱は完全に過去のものになった

フェーズ別サマリー

フェーズ期間投稿数BC/Web3中国ゲームセミナー/講師
第1期 黎明期2011-201317701503
第2期 インバウンド事業化期2014-201681025339
第3期 転換期2017441652167
第4期 爆発・布教期2018-20192,023323426668
第5期 コロナ転換期2020314385167
第6期 P2E実践・タビジスト宣言期2021-202249315038711
第7期 成熟・回帰期2023-2026262825653

第1部:基本的な思想・考え方

全期間の長文・宣言的投稿から抽出した、Kojimaの基本思想をテーマごとに整理する。各項目に根拠投稿を付す。

1. 「どうなる」ではなく「どうする」——徹底した当事者意識と主体性

最も初期から一貫する行動原理。2015年1月10日の投稿で、「これからどうなる日本」という番組タイトルを念頭に、「『どうなる』を『どうする』に変えたらどうだろう」「自分が行動せずに他人の行動を頼りにして自分の生活を改善しようとする心持ち」を明確に批判している。

この姿勢は後年、「自己責任」の強調(テーマ6)や「消費者こそ諸悪の根源」(2022-03-15)という形に発展していく。つまり社会や他人のせいにせず、自分が動くという原理が、15年間の全投稿の背骨である。

2. 先行者であることの自負——「種まき」の自己定義

自分を「世間よりだいぶ前のめりで新しいモノ好き」と定義し(2021-09-16)、反応が薄くても発信を続ける理由を「植物の飼育で例えるなら、土に種を撒く段階の情報が多いから」と説明している。9年間連絡のなかった知人から「投稿をずっと読んでいた、レクチャーをお願いしたい」と連絡が来た出来事を「続けていて良かった」と喜ぶ姿に、短期的な反応ではなく数年単位の遅効性を信じる発信観が表れている。

2017年10月には「アーリーアダプターの時期も来年には終わってしまうかも。気付いたら負け組」と書き、2023年4月の最長文投稿では「圧倒的に先行者が有利」「貴族階級みたいなものが生まれている」と、先行者優位の世界観を資本主義の摂理として言語化している。

3. 新しいものを「一度素直に受け入れる」開放性

2021年9月11日の投稿(Axie Infinityを始めた家族の子どもの話)で、「新しいことは、怪しい、そんなことあるはずない、と否定してしまいがちだけど、意識して頭の中に空白を作り、一度新しいことを素直に受け入れることで、可能性が広がり人生が様変わりすることがある」と述べ、「周りの大人が柔軟に新しい価値観を受け入れる度量を持つことが、子供たちの可能性を伸ばす」と結んでいる。

この開放性は多文化への態度にも通じる。2014年5月27日には「多文化共生と生物多様性、この2つを考えるととっても共通点が多い」「物事を多方面から見ることに慣れると、全ての事象が繋がってる事がわかる」と書いており、多様性を価値とみる視点は中国・国際交流期からブロックチェーン期まで形を変えて持続している。

4. 伝える・教える・人を繋ぐ「伝道者/コネクター」の使命感

「分かりやすく、ノウハウを伝えるのが僕の使命です」(2021-09-11)。2022年10月14日には四国での出会いを機に、「オイラのミッションは、イノベーターやアーリーアダプターの中だけでわちゃわちゃやるだけでなく、その楽しさや必要性を一般の人に伝えていくこと」と再定義している。

この使命感の実践形態が、時期ごとに姿を変える「場づくり」である:三国殺会(2013年〜)、日式シエスタというアイデア出し会(2013年)、お金の勉強会(2017年)、オンラインサロン「マルコラボ+」(2019年〜)、各種セミナー講師・個別コンサル、そして2026年のレトロゲーム清掃・動作確認の集まり構想まで、「人を集め、知識を分け、化学反応を起こす」フォーマットは15年間不変である。2019年7月3日のタビジスト宣言「ミツバチのようにいろいろな地域に花粉を運びます。みんなもタビジストになって化学反応をどんどん起こしましょう」は、この気質の最も凝縮した表現である。

5. 遊びと仕事の融合——「遊んで稼ぐ」の先取り

2019年11月25日、「(今の)仕事が無くなるんだから、新しい仕事の仕方見つけるしかないのにね。それが『遊ぶ』こと」と書き、ゲームをやらせたがらない親の世界観を批判している。2020年12月にはAxie Infinityについて「まさに"Play to earn"だね」と自ら初期に注目したことを振り返り、2022年10月のタビジスト論では「ブロックチェーンゲームは可処分時間すらも所得を生み出す時間へと変換してしまう最強の装置」と理論化した。

注目すべきは、これがブロックチェーン以前からある嗜好だという点である。2013年9月には「週に一日は昼間からお酒を呑んでゆったり過ごす時間を意図的に作りたい」「用事と用事の間のの時間にぼーっと町歩き。いつもそんな時に良いアイデアが浮かぶ」と書いており、余白・遊びの時間を生産的なものとみる感覚が先にあり、後からPlay-to-Earnという経済モデルがそこに接続した、と読むのが自然である。

6. 自己責任・自立の強調と、過保護・規制への批判

2019年6月2日、改正資金決済法で窮地に陥るブロックチェーンサービスAvacusを論じて、「過度な弱者を守る為の過保護は日本の癌」「自己責任を柱とする自立した国民があふれる国にしないともう駄目だ」「新しいことはいつも日本では発展しない。ドローン、民泊、個人配車、そしてブロックチェーン」と、かなり強い言葉で規制と日本の停滞を批判している。

コロナ禍の2020年5月3日にも、経済支援について「従来のゾンビ構造を維持する事業者や個人に一律に支援するのは違和感がある」「変革しないなら見捨てるくらいの政策がこの際必要」と書き、危機を構造改革の好機と捉え、変わらない者を切り捨てることも厭わない姿勢を示した。同年4月10日には事業者向けに「ついてこれない層は切り捨てて」とも書いている。

一方で彼のセミナーは「特定の通貨を勧めたり、売買のタイミングを指示したりしません」と明記し(2019-05-28)、安全管理と「正しい関わり方」を教える立場を取る。自己責任を説く代わりに、自己責任を果たすための知識を供給する、という役割分担が彼のビジネスモデルの倫理的基盤になっている。

7. 国家・法定通貨への不信と「個人レベルの防御」思想

後半期に前景化するのが、日本と日本円への悲観論である。2023年4月23日の最長文投稿(1,688文字)では、税理士との会話を引いて「明るい未来は見えないですね、国としてはもう終わっているので、個人で防御力を高めていかないといけない」とし、方策として「1. 外貨の獲得手段を得る」「2. 食料を確保する手段を用意する」を挙げ、ブロックチェーンゲームを「国内に居ながら間接的に外貨を稼ぐ」手段と位置づけた。

この思想は2026年にも継続し、羽田空港でのUSDC決済開始に「資産はドル中心だし」(2026-01-27)、JPYCのレンディングに「銀行に預けておくよりは全然いい」(2026-01-28)と反応するなど、資産の置き場所を国家通貨から分散型・外貨建てへ移す実践として日常化している。

ただし注意点として、この「国家への不信」は嫌悪ではなく諦観に近く、2024年には日本発ブロックチェーンOasysについて「日本のゲーム業界が熱くなるといいな」とも書いている。国全体の改革は諦めたが、個別の日本発プロジェクトへの期待は手放していないという二重構造である(この読みは投稿群からの推測を含む)。

8. お金を介さない価値交換への志向

2017年8月30日、「現金(法定通貨)からの自己の開放」を個人的テーマとして掲げ、スキルエクスチェンジ(自分のスキルと他人のスキルを等価交換する)を実践募集した(名刺デザイン⇔ブロックチェーン講義2〜3時間)。2024年8月14日にも、セミナー参加費を米で受け取った話、コンサルの返礼に自家栽培の農作物を受け取る話を書き、「貨幣を使わない価値の交換を広げていきたい」と述べている。

この志向は、テーマ7の法定通貨不信と表裏一体であり、同時に2017年10月の「なエコシステムを実現可能にするブロックチェーン技術は人類社会にとって大きなインパクト」という投稿に見える、信用の仕組みそのものへの関心とつながっている。

9. 移動する生き方——タビジストという自己規定

2018年6月30日に「タビジスト」の語が初登場し、2022年10月16日に「タビジスト(ノマドを自分なりの要素を加えて言い換えた造語)」と自ら定義した。内容は、(1)旅をしながら各地にムーブメント(新しい動き)を運ぶ、(2)ブロックチェーンゲーム等の仕組みで移動中も収益を生む、(3)「キャラバン隊」と呼ぶ同行者の集まりを作る、(4)ノウハウを共有するファンクラブ的コミュニティを目指す、という複合概念である。

コロナ禍で「早くタビジスト再開したいんですがコロナさん」(2020-05-01)と書いたように、移動の自由は彼にとって生活様式であると同時にアイデンティティの中核である。

10. 地域(名古屋・中部)への愛着と「二刀流」の世界志向

拠点である名古屋への愛着は初期から一貫する。2013年8月18日「名古屋をモノ造り都市からコト創り都市にしたい」、2015年1月18日「名古屋の良さを一言で表すと『ちょうどいい』」。インバウンド期には中部広域観光ルート「昇龍道」を軸に活動した。

同時に、視線は常に世界の側にも向いている。2019年6月9日には「日本人は国内向けと海外向けの二刀流のやり方でビジネスをできるようにならないとヤバイ」と書き、2022年3月15日には「日本の企業・事業者は海外の消費者の需要を満たす事業の割合を増やしていくべき」と、地域に根ざしつつ稼ぎは世界からという二刀流を明確化している。2026年のレトロゲーム販売で「海外の日本IP需要」「メルカリグローバル」に着目する視点も、この二刀流の延長線上にある。

11. 失敗と恥を笑いに変える自己演出——「人間失格まるこ」

自分のペルソナを「人間失格マルコ/まるこ」と名乗り、失敗談を積極的にコンテンツ化する姿勢も初期からある。2016年3月5日の投稿は台湾の人々の輪に強引に入って商談を持ちかけた話を「恥の多い人生をおくるハメになる無鉄砲な性格がたまには良い方向に転びます by 人間失格マルコ」と締めている。イタリアで25万円をぼったくられた話(2013-12-20に既に投稿で言及、2023年11月にブログ連載化)も、「何故かおいら勝った気分になった」と笑いに変換するのが彼の様式である。

2022年12月28日には、講師を務めるはずの座談会で参加者全員が無断ドタキャンした出来事を怒りと笑いを交えて書き、「時間を使うということは命を使うということ」と時間観を表明している。自分の失敗も他人の失礼も、まず物語化して発信することが彼の情報発信のエンジンである。

12. 「グラデーション認識」——伝わらなさへの自覚

2023年7月13日の投稿では、知識レベルや向き合い方の差によって同じ話題が全く違う意味に受け取られることを「グラデーション認識」と名付け、「レベル100の人の話すことをレベル1の人が理解できるわけがない」と書いている。これはテーマ4の伝道者としての活動の裏面であり、「自分の話は早すぎて伝わらない」という長年の経験(テーマ2の種まき論)の理論化と位置づけられる。


第2部:時系列の活動と考え方の変化

第1期 黎明期(2011年11月〜2013年):日中交流・三国殺・「場づくり」の原型

  • 投稿数177件。テーマの中心は中国である。最初の投稿群から既に中国マーケティングへの関心が見え、2012年2月18日には「Facebookは中国で見れないので中国向けのマーケティングにmixiページしかないような」と、中国市場への発信手段を真剣に検討している。同年8月11日には「上海遠征」へ出発する投稿がある。
  • 根拠:2012-02-18、2012-08-11
  • 2013年は転機の年である。中国のカードゲーム「三国殺」の会を名古屋・吹上のコワーキングスペース「タスクール」で開催し始め(2013-08-20)、東京での日中交流食事会(2013-11-06)など、「人を集める場を自分で作る」活動様式が確立する。同時期に「マルコとシエスタ」(昼から酒を飲みながらビジネスアイデアを出し合う会)も始めており、後のオンラインサロンやイベント主催の原型はすべてこの年に揃っている。
  • 根拠:2013-08-20、2013-11-06
  • 自己像の形成もこの時期である。「僕はかのマルコ・ポーロの生まれ変わり(信じてます)」(2013-10-22)、名古屋を「モノ造り都市からコト創り都市にしたい」(2013-08-18)、年末には「来年の会社設立に向けての準備最重要」「マルコラボの準備をする」(2013-12-14)と、起業への意志を明記している。
  • 根拠:2013-12-14
  • 前期との差分:分析対象の最古期のため「変化」ではなく「原点」として位置づける。日中交流というテーマ、場づくりという手法、マルコというペルソナの3点セットが既に完成している。

第2期 インバウンド事業化期(2014〜2016年):中国ビジネスの専門家として事業化

  • 投稿数810件。中国関連が53件と全期間で最も濃い時期。活動は趣味的交流から事業へ移行する。2015年には微博(中国版Twitter)での発信代行や中国ビジネス個別相談会を開催し(2015-07-30)、2016年1月10日には「今年の中国インバウンドのテーマは『爆買、そしてその先へ』」と業界分析を投稿し、昇龍道への中国人観光客誘致を呼びかけている。
  • 根拠:2015-07-30、2016-01-10
  • 事業家としての自覚も強まる。2016年12月16日には個別相談・セミナーの「値上げ」を宣言し(個別相談3千円→5千円/1h)、紹介特典まで設計している。2016年3月には名古屋で投資家を審査員に招くビジネスコンテスト構想(「ビジネス昇龍道」)まで投稿している。
  • 根拠:2016-12-16、2016-03-25
  • 並行して、地域の食・酒への関心も強い。岐阜県土岐市駄知町のみそ豚丼と酒粕の話(2015-08-09)など、日本酒関係の現地訪問が散見され、後の「地域の魅力を発掘して発信する」タビジスト的活動の素地になっている。
  • 思想面では、2015年5月16日の長文が重要である。グローバル特化型クラウドソーシングの登場を論じて、「お金をもらう事を原動力にして仕事をする時代は終わりを告げ、個人個人の志や好きなことを原動力として仕事をする世界が到来するのかもしれない」と書いており、後のPlay-to-Earn論やタビジスト論に通じる「好きなことで生きる」思想が、ブロックチェーン以前に既に表明されている。
  • 根拠:2015-05-16
  • 前期からの変化:テーマは日中交流で不変だが、質が「交流」から「コンサル・セミナーという収益事業」に変わった。投稿の文体も、告知・募集型が増える。

第3期 転換期(2017年):仮想通貨への参入とテーマの交代

  • 投稿数441件。2017年1月3日に「仮想通貨」が初登場し、ブロックチェーン関連投稿は年間65件に急増する一方、中国関連は21件に減り始める。テーマ交代の年である。
  • 参入初期から単なる投資ではなく普及活動の形を取る。2017年5月28日には自分の売買計画(ドルコスト平均法での積立等)を公開しつつ「投資は自己責任で(笑)」と添え、8月にはNEMのネームスペース「marco」を取得して「今後NEMでの各種支払いにも対応します」と事業の決済手段に取り入れている。年末には「日本初!?BCH(ビットコインキャッシュ)で支払いできるうなぎ店!」を紹介し、「仮想通貨・ブロックチェーンをビジネスに取り入れた方がいいですよ、今なら目立ちますから集客効果抜群ですよ、という提案の多くを無下にされましたが」と、周囲の無理解への歯がゆさも率直に書いている。
  • 根拠:2017-05-28、2017-08-27、2017-12-13
  • 「お金の勉強会〜まだ華金で消耗してるの〜」という参加費・場所代のみの勉強会を始め(2017-10-28)、ブロックチェーン基盤のソーシャルメディアALISにもICO参加と投稿側の両面で参入している(2017-10-28)。
  • 活動拠点の面では、2017年3月頃から東京・浅草に家を借り、浅草のシェアカフェ&バーで「1日店長」を務めるなど(2017-12-04)、名古屋と東京の二拠点生活が始まる。これが後の多拠点生活・タビジスト思想の実地体験となる。
  • 根拠:2017-12-04
  • 前期からの変化:専門領域が「中国・インバウンド」から「仮想通貨・ブロックチェーン」に交代。ただし手法(セミナー、勉強会、個別相談、発信)はそのまま移植されている。つまり彼の変化は「テーマの載せ替え」であり「やり方の革新」ではない、という点が重要である(推測ではなく、投稿形態の継続性から読み取れる)。

第4期 爆発・布教期(2018〜2019年):投稿量ピーク、サロン開設、タビジスト誕生

  • 投稿数2,023件(全期間の45%)。ブロックチェーン関連323件、セミナー・講師関連68件と、活動の全盛期である。
  • 2018年後半にオンラインサロンの検討を始め(2018-07-27に有料サロンの価格感を質問)、同年12月26日にZoomオンラインサロン「マルコラボ+」の0期生募集を開始。2019年2月に開講し、ブロックチェーン、トークンエコノミー、インバウンド、シェアリングエコノミー、コリビング等をテーマに月2〜4回のライブ配信と各地オフ会(関東・九州・東海)を展開した(2019-07-19の追加募集投稿に全記録が残る)。
  • 根拠:2018-12-26、2019-07-19
  • 外部講師としての登壇も増え、「最近自分での主催以外でのセミナーでの講師登壇が増えてきました」(2019-09-11)、個別コンサルは通常1万円/90分をキャンペーンで5千円にする等(2019-03-10)、「教える人」としての市場価値が形成された時期である。2019年11月3日にはタスクールで自分の生誕祭を兼ねたセミナーイベント(ブロックチェーン、VR、インバウンド、働き方改革がテーマ)を開催し、約25人が参加した。
  • 根拠:2019-09-11、2019-10-30
  • 思想的な新機軸もこの期に集中する。「タビジスト」の語の誕生(2018-06-30)、HafHのクラウドファンディング支援を機とした多拠点生活への傾倒(2019-01-02)、下関ワーケーション(2019年6〜7月)、「タビジストになって化学反応を起こしましょう」という理念の言語化(2019-07-03)。ブロックチェーン(ALIS)で書くこと自体が収入になる体験(2018-09-06「稼げるブログ」)も、発信観を強化した。
  • 根拠:2019-01-02、2018-09-06
  • 移動も活発で、東京滞在(浅草の家)、福岡、高山への度重なる出張、京都での講座など、後の旅行一覧分析と符合する全国行脚の時期である。
  • 前期からの変化:活動が「個人の発信と相談業」から「会員制コミュニティ(サロン)の運営」へ拡大し、自己定義に「タビジスト」という旗が加わった。発信量の爆発はこの拡大と同期している。

第5期 コロナ転換期(2020年):移動の停止とオンライン化、P2Eの発見

  • 投稿数は314件へ急減。コロナ関連投稿が25件。3月31日にはテレワーク・リモートワークセミナーを開催し、「ピンチをチャンスに変える」「ヴァーチャルでイベントをするオプションを持っておく」重要性を説くなど、変化への即応が早い(2020-02-26)。4月には「リアル空間で生きるという前提が崩壊した」と題してVR/バーチャル空間への移行を論じ、ステーブルコインDAIの講座告知(2020-05-02)など、オンライン×ブロックチェーンの発信に軸足を移した。
  • 根拠:2020-02-26、2020-05-02
  • 一方で移動を前提とするタビジスト活動は停止し、「早くタビジスト再開したいんですがコロナさん」(2020-05-01)という投稿に制約へのもどかしさが表れている。
  • 年後半の最大の出来事はブロックチェーンゲームの収益化の実感である。2020年11月24日、BCG『CHOJO』の大会入賞アイテムが約0.1ETH(6,200円)で売れたこと、Axieで「一日でモーニング代くらいは稼げるようになった」ことを報告し、「ゲーム遊ぶだけで稼げるなんていい時代になったもんだ」と書いた。12月12日にはAxie Infinityの大ブレイクを「2年前に僕が一番最初に注目して始めた」と振り返り、先行者としての自己像が実績によって裏付けられた転機となった。
  • 根拠:2020-11-24、2020-12-12
  • 前期からの変化:主催・登壇という「人に教える」活動が後景化し、「自分がプレイヤーとして稼ぐ」実践が前景化する。思想面では構造改革論(変わらない者は見捨てる)が最も先鋭化した時期でもある。

第6期 P2E実践・タビジスト宣言期(2021〜2022年):遊んで稼ぐ実践者への変身

  • 投稿数493件。ブロックチェーン関連150件、ゲーム関連87件と比率が跳ね上がる。内容はセミナー告知よりも、SplinterlandsやAxieのDeFi運用の回し方(2021-08-22「錬金術かよw」)、Jobtribesのスカラー募集(2022-07-21、報酬は暗号資産の分配か自分のコンサル90分)など、プレイヤー兼ギルド的運営者としての実況が中心になる。
  • 根拠:2021-08-22、2022-07-21
  • 2022年秋、コロナの制約が緩むと移動が再開する。9月のマルシェでボードゲームCARで日本を旅する稲垣享一郎氏と出会い「タビジストとして活動している僕も久しぶりにインスパイアされました」(2022-09-22)、10月には高松の商店街イベントでNFT活用サポートと学生向け講演を行い、その帰路にの長文(2022-10-16)でタビジストの定義とノウハウ共有・キャラバン隊の構想を宣言した。第4期に「誕生」したタビジストが、この期に理論と実践を伴って再始動した形である。
  • 根拠:2022-09-22
  • 日本観の転換もこの期に明文化される。2021年8月27日、「もう日本人だから、というような概念は僕にはなくて僕が好きな人達やコミュニティ、地域が幸せになれば良くて」「もう日本を良くしようとかは諦めてる」と書き、第1〜2期の「名古屋・日本を盛り上げる」姿勢からの明確な距離化が起きている。同時期の別の投稿ではベーシックインカムを「人を家畜化する制度」と批判し「お金を生み出す側にならないと」と説くなど、自己責任論はより原理的に深化した。
  • 根拠:2021-08-27
  • 過去の否定的体験の回想も現れる。2022年3月9日、10年以上前に留学生バス旅行の企画を旅行会社の部長に提案して冷遇された話を書き、「イノベーションを阻害する奴らと人として失礼な奴らは、許しません」と結んでいる。彼の「先行者は理解されない」という物語の原体験として、本人が位置づけているエピソードである。
  • 根拠:2022-03-09
  • 前期からの変化:コロナで得た「P2E実践」がタビジスト(移動)と結合し、彼の活動の完成形に近づく。一方、日本社会への働きかけの意欲は後退し、「好きな人とコミュニティ」へ関心の単位が縮小した。

第7期 成熟・回帰期(2023〜2026年):発信の純化とレトロゲームへの回帰

  • 投稿数は年42〜82件と激減するが、内容の比率ではブロックチェーン/Web3が31%、ゲームが25%を占め、「Web3ゲームの実践者」という一点に純化した。2023年4月23日の最長文(外貨獲得と個人の防御)は彼の後期思想の集大成であり、同月のコンサル報告(2023-04-22)では「想定していた10倍は濃い内容だった」「5年以上かけて肌で触れてきた体験を元に話しているので、生のインテリジェンスを伝えれる」という顧客の声を引き、専門家としての評価が続いていることも分かる。
  • 根拠:2023-04-22
  • 2024年はWeb3ゲーム『ラスメモ』のギルド「乙女の牙」のマスターとしてコミュニティを率い、メンバーが自主的に募集動画を作る様子を「トークンエコノミーの"自分ごと"意識をブーストする作用」と分析している(2024-12-09)。また参加費を米で受け取る等の物々交換の実践報告(2024-08-14)もあり、テーマ8の志向が継続している。
  • 根拠:2024-12-09、2024-08-14
  • 2025年は投稿42件のみ。M2EアプリHEAL3で毎日5km歩く習慣の報告(2025-09-11)、Worldcoinの虹彩認証体験(2025-09-17)など、新しいサービスを身体で試す姿勢は変わらない。
  • 根拠:2025-09-11
  • 2026年に入ると、二つの動きが見える。第一に、古巣のコミュニティへの回帰:5月23日の名古屋のクリプトイベントorbscafeに参加し「自分も後方腕組み勢はやめて、前線にしゃしゃり出たくなった」と書く。第二に、レトロゲームという新しい(そして古い)テーマの立ち上がり:7月にレトロゲーム高騰とメルカリグローバルでの海外販売に着目し、10月には総額100万円超のコレクションの整備・仕分け、「残す/売る」の基準、売上を投資に回す計画、清掃・動作確認の集まりの呼びかけまで具体化した(2026-10-21、2026-10-31)。ラスメモのサービス終了を「Web3ゲームはまだ人類には早過ぎたのかも知れない」と総括しつつ(2026-10-21)、「今はいろいろ仕込み時だね」と次を見据える姿勢は、第3期の転換時と同じ構図である。
  • 根拠:2026-05-23、2026-10-21
  • 前期からの変化:発信量は最小化したが、関心の核(Web3・ゲーム・新しい仕組み)は不変。対象が「デジタル上の新規ゲーム」から「フィジカルなレトロゲーム資産」へ広がり、そこでも海外需要と資産運用という彼の従来の物差しがそのまま適用されている。

第3部:一貫していること/変化したこと

一貫していること(2011〜2026年)

項目内容初出・代表例
当事者意識「どうなる」ではなく「どうする」。社会や他人のせいにしない2015-01-10
先行者志向新しい技術・概念に人より早く飛び込み、種をまき続ける三国殺(2013)、仮想通貨(2017)、Axie(2018)、Worldcoin(2025)まで反復
場づくりと伝道人を集め、教え、繋ぐフォーマット(会・勉強会・サロン・コンサル・集まり)三国殺会/シエスタ(2013)→マルコラボ+(2019)→レトロ清掃会構想(2026)
遊びと仕事の融合余白・遊びを生産的とみなし、やがて経済化するシエスタ論(2013)→Play to Earn(2020)→タビジスト論(2022)
自己責任と反・過保護規制や一律支援への批判、知識で自衛する姿勢2019-06-02、2020-05-03
世界への視線名古屋に拠点を置きながら、需要と機会は海外に求める二刀流中国マーケ(2012)→二刀流明言(2019)→メルカリグローバル(2026)
移動の自由拠点を固定せず動き回る生活への志向東京行脚(2013)→浅草の家(2017)→多拠点/タビジスト(2018〜)
失敗の物語化恥や失敗を「人間失格まるこ」として笑いと教材に変換イタリアぼったくり談(2013年に既出)、ドタキャン事件(2022)

変化したこと

項目初期(2011〜2016)後期(2020〜2026)転機
専門テーマ中国・日中交流・インバウンドブロックチェーン/Web3ゲーム、レトロゲーム資産2017年の仮想通貨参入
日本への姿勢「名古屋・日本を盛り上げる」改革志向「国としてはもう終わっている。個人で防御」へ。ただし個別の日本発プロジェクトへの期待は残る2021-08-27に明文化、2023-04-23で完成
活動の主形態交流会・相談・セミナー(教える側)プレイヤーとしての実践+少人数コンサル(やる側)2020年のP2E収益化
発信量2018年1,107件を頂点に大量発信年42〜82件に純化。ただしテーマ濃度は上昇2020年コロナ、2023年以降定常化
関心の単位地域・国(中部、日本)「好きな人達やコミュニティ」(2021-08-27)へ縮小コロナ期
法定通貨観値上げや価格設計など円ベースの事業感覚ドル資産中心、ステーブルコイン運用、外貨獲得が主題2023-04-23
組織観「会社設立」を目指す(2013年末)個人+コミュニティ(サロン、ギルド、キャラバン隊)が主形態(会社設立のその後を投稿からは追えないため、形態の変化は投稿ベースの推測を含む)

総括

15年間の投稿を通覧すると、マルコの軌跡は「テーマは3〜4年ごとに入れ替わるが、OS(行動原理)は一貫している」という構造で説明できる。入れ替わったテーマは、日中交流→インバウンド→仮想通貨→ブロックチェーンゲーム→Web3実践→レトロゲーム資産と、その時々の「まだ世間が気づいていないフロンティア」である。一貫したOSは、(1)早く飛び込む、(2)自分で実践して稼げる形にする、(3)人に教えて場を作る、(4)笑い話にできる失敗も含めて発信し続ける、という4拍子である。

変化の中で最も深いのは日本観の転換であり、「日本を良くする側」から「日本の外側に自分の経済圏を持つ側」への移行は、彼の活動の意味づけを根本から変えた。一方で、2026年のレトロゲーム事業の構想(清掃・動作確認の集まり、海外販売、売上の資産運用)は、第1期の三国殺会と第4期のサロンと第6期の運用思想の合成であり、最新の活動が初期のフォーマットに回帰しつつある点も注目される。彼にとっての新規事業とは、常に「古いOSの上に新しいテーマを載せる」ことだったと言える(この総括は分析者の解釈である)。

ーーーーーーーーーーーーーーここまでーーーーーーーーーーーーーーー

ここまで読んでいただきありがとうございました。
自分でも再発見が多く自己分析と今後の方針を立てるのに役立ちました。

読んでくださった皆さんにも、マルコってこんな人なんだって分かってもらえたなら嬉しいです^^

今後もこの人物像を思い描きながら、ブログやSNS投稿を見てくれたら幸いです。
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