米国株式市場が大底となったのは2009年の3月ですから、上昇相場が始まってから8年以上の年月が経過しました。こんなに長くブルマーケットが続いているので、「下げ相場がそろそろやって来る」、と多くの人たちは予想し、投資心理は現に大きく冷え込んでいます。
上は、AAIIから毎週発表されている、個人投資家たちの意見調査結果です。「株に強気」という回答は前回の45.1%から29.35%に減り、これほどの大幅減となるのは2013年4月以来初めてとなります。もちろん、投資センチメントは逆指標と解釈されていますから、このような状態でマーケットが天井になることはありません。
繰り返しになりますが、多くの投資家が言うように、ベアマーケットは遅かれ早かれやって来ます。ベアマーケットに備えて、一部の投資家たちは、AdvisorShares Ranger Equity Bear (HDGE)というベアETFを買っています。下が週足チャートです。
長年続いている上げ相場を受け、ベアETFは見事なダウントレンドです。注目はMACD(A)です。ETF価格とは反対に上昇が既に始まりダイバージェンスが起きています。見てのとおり、ダイバージェンスは1年以上も続いていますから、このあたりが底だと判断して買った人たちはイライラしていることでしょう。
週足チャートを拡大してみましょう。
今のところ、ダウントレンドに衰えを見ることはできません。チャネルの上限を突破したら買ってやろう、と計画している人が多いことでしょう。